【ナイロンVSフロロ】どっちを使ったらいいのか。どう使い分けるのか。

こういうときはナイロンラインで。

あれやるときはフロロで。

なんとなくわかってるようだけど、わかってないような。

そんなツリラクなので、KARL’S Baits & Tackleの記事“Mono Vs Fluoro: What’s The Best Fishing Line For Your Presentation”を読み、もう一度ナイロンとフロロについて勉強してみたいと思います。

PEライン

ナイロンとフロロがメインテーマですが、まずその前にPEラインについてです。

近年色んなシーンでPEが使われるようになっていますが、PEを使う使わないの基準の一つに「視認性」というものがあります。

アングラーにとっての視認性ではなく、バスがラインの存在に気付かないようにしたいかしたくないかという点です。

ラインの存在が気にならないシチュエーションプラス、強さが求められるシチュエーション、つまり、

「濃いカバーをパンチングで撃っていく釣り」

「そのカバーの上をフロッグで誘う釣り」

をしたいという時はPE!という、PEには明確な登場シーンがあります。

が、ナイロンやフロロはちょっと不明瞭・・・なんですよね・・・。

ナイロンが良いとき

それではまず、こんな時ナイロンを使いたい!というテーマに行きたいと思います。

Monofilament was the original fishing line your grandfather talked about. For many years, monofilament dominated the fishing market because it was cheap, manageable, and worked well in most situations for the average fisherman.

ナイロンラインの歴史は古く、かつ長年に渡りバス釣りというマーケットにおいて強い存在でした。

その理由は、価格の安さ

そして扱いやすさ

一般的なアングラーにとっては、どんなシチュエーションでも一定の仕事をしてくれる使いやすさがナイロンラインの魅力なんですね。

ナイロンが好まれるシチュエーションは主に、

トップウォーター系のルアー

ジャークベイト

が挙がります。

その理由は「浮力」。

浮力があることで、潜らせたくないルアーに「望ましい」アクションを与えることができます。

また、安さからナイロンをスプールに多く巻き、高価なPEラインやフロロの下巻きに利用されることも。

 

 

フロロが良いとき

一方のフロロはどうでしょう。

ナイロンよりコストがかかるフロロ。

コストなんか関係ないということであれば、感度がいいフロロを好むアングラーは多いです。

It was reportedly first used in the US in the 90s and it offers incredible abrasion resistance around cover likes rocks, wood, and docks. “Fluoro”, as many anglers refer to it, is much stiffer than monofilament and earlier versions of the line caused problems when spooling line onto reels or tying knots.

フロロが登場したと言われるのは1990年代のアメリカ

ナイロンに比べて耐摩耗性に優れ、ウッドカバーや岩などに擦れても切れにくいという強さがウリでした。

今ではナイロンラインのようにしなやかで扱いやすいものになっていますが、当初はスプールに巻きにくいという問題があったんだそう。

フロロが一般的に好まれるのは、

ラバージグやワーム

クランクベイト

といったルアーを使う時。

フロロカーボンの強みは耐摩耗性だけではありません。

Fluorocarbon is the premium line of choice for jig and worm fishermen as the sensitivity is unrivaled and the line is nearly completely invisible in the water. Fluorocarbon allows a greater amount of natural light to pass through it whereas monofilament tends to refract light, alerting fish of its presence.

フロロの特徴は、沈むということ。

そしてナイロンに比べて感度がいいこと。

また、水中で「ほぼ見えない」くらいステルス性が高いということ。

なので、ワーミングのように水中で沈めたり泳がせたりする釣りではフロロがより好ましいという考えになるんですね。

クランクベイトでフロロ?と思われた方もいらっしゃると思います。

この記事によると、ナイロンラインはフロロと違って「光を屈折させる」という特徴があるため、それが魚にプレッシャーを与えることになりかねないんだとか。

ラインが魚にどう見えるのか見えないのか、というのがアメリカにおけるラインセレクトの大きな判断基準なんですね。

 

 

まとめ

ナイロンVSフロロ、というお話でした。

ラインセレクトに悩んだら、バスにとってラインの存在感がどうなのかということをヒントに考えてみるといいというお話でした。

あとは沈むか沈まないかも大事なポイントですね。

個人的にはクランクにはフロロっていうのがアメリカ的アンサーだったということにビックリ。

フロロクランキングも試してみようと思いました♪

ここまでお読みいただきありがとうございました!

Thank you for reading!

 

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