「バスワンを買えな(Caenan)?」「買いやす(Caius)!」

11バスワンXT大好きなツリラクです。

バス釣り復帰第1号リール、11バスワンXTとバスワンに教えてもらったこと。11バスワンXTインプレ。

 

以前こんな記事を書いたんですが、11バスワンXTって結構いいリールなんです。

スプールはかなり深溝で、太いライン巻けばビッグベイトだってフロッグだっていけますよ!

やわめの樹脂ボディなので耐久性最強、ではないですが。

そんなバスワンXTが2017にモデルチェンジしたんですよね。

ツリラク的には嬉しいような、悲しいようなでした。11モデルがいなくなってしまうんですからね。

17バスワンも買おうか、と思ったその前に、思い出したあるリールたちがいました。

 

Shimano Caenan 150A カエナン150A

 

このリールの名前、カエナンといいます。カシータスMGLではありません。

カエナンは海外版バスワンXTなんですが、2016年にモデルチェンジしてたんです。

去年これが出たとき、「欲しい」とすぐに思いました。

色合いがゾディアスにピッタリですし、イケてません?

ツリラクはバスワンXTを恥ずかしいとは思いませんよ!

あいつバスワンだぜなんて思われたって気にしませんよ!

ええ、気にしない、けど・・・カエナンの方が・・・。

カエナンの特徴

・HEGギア

・VBS

・S3Dスプール

・7.2oz(204g)

・ギア比6.3:1&7.2:1(ハイギアは右ハンドルのみ)

HEGギアというのは何か説明します。

従来のドライブギアやピニオンギアより大きめに設計されたギアで、それによりトルクとパワーを向上させ、効率的なリーリングを実現したというものなんだとか。

VBSはバリアブルブレーキシステムというんですが、写真で見る限り、14クロナークと同じブレーキのようです。

S3Dスプールは薄いアルミ製の、振動を軽減する設計を施したスプールです。以前海外版カシータスについて書いた記事でも登場したスプールです。

その記事はこちら

コスパ最高と噂の16カシータスMGLの魅力に迫る。日米モデルの比較も。

ちなみに糸巻き量は12ポンド100mという感じで、バーサタイルなラインキャパシティです。

あと13メタニウムと同じハンドルノブっぽいですね。ラッパ型の。

 

ここからは、ちょっと詳しくブレーキを観てみたいと思います。

これがカエナンのブレーキです。

ブレーキシューがなくなっていて、わかりにくいですね・・・。

これは11バスワンXTのSVSブレーキですが、17バスワンにもこんな感じのクラシックなSVSが入っているみたいです。

ということは、「カエナン=バスワン」ではないのでは!?

と思ったわけです。ボディは一緒だけど、仕様が異なれば違うモデルになっちゃいますよね。

カエナンは約80ドルで、バスワンより少し高いんですよ。

少し高いし送料かかるし、バスワンと同じなら買ってもなーと思ってたんです。

でも色々仕様が違うなら悩んじゃいますよね。うーん。

ちなみに、昔のカエナンは

こんな感じで、ハンドルノブがEVAで、6.5:1のギア比なんです。11バスワンXTはギア比6.2:1です。びみょーに速い。

差し色のワインレッドがスコーピオンみたいです。

Shimano Caius A カイアス A

 

実はカエナンのようなリールが、海外にはもう一つあるんです。

その名もカイアス。海外版カシータスそっくりの見た目。

カイアスも確か2016年にモデルチェンジしたんだっけ。

 

ではいったい何が違うのか、見ていきましょう。

 

カイアスの特徴

・HEGギア

・VBSブレーキ

・スーパーフリースプール

7.2oz(204g)

・ギア比6.3:1

基本的にはカエナンと同じようです。

カイアスはスーパーフリースプールになってますが、これはなんなのか。

キャストするときにスプールのシャフト、つまり棒の部分が内部のピニオンギアに擦られるんですが、その摩擦でスプールの回転が悪くなり、飛距離が落ちてしまうところを、ベアリングを入れることで防ぐシステムみたいですね。

スプール自体の造りに特徴があるわけではなく、ベアリングで支持してるっていうことみたいです。

こちらは10ポンドが120m巻けるスプール。12ポンドが100mのカエナンとどっちが深溝なんだろう・・・。こっちの方が深いのか。

で、昔のカイアスがこちら。

オレンジのボディです。そして、

これを見てお気づきになりますでしょうか。

そう、マグネットブレーキなんです!シマノのマグネットブレーキ、イージーマグです!

ということはこれ、バスワンの海外版なんじゃなく、バスライズの海外版だったんですね!

12バスライズ

ということでカイアスはイージーマグだったのが遠心ブレーキになったと。

で、お値段は・・・

なんとカエナンと同じ79ドル!バスワンとバスライズが同じ値段!

同じ値段・・・カエナンとの違いは・・・本当によくわからない・・・。

ハンドルノブは昔のやつですが。

ハイギアが欲しければカエナンということなのか。

17バスワンXTは

・SVSブレーキ

・S-ARB

・スーパーフリースプール

・自重210g

・ギア比 7.2:1

・糸巻き量12ポンド130m

最後はツリラク大好きバスワンの17モデル。

11モデルと違って攻めたデザイン、そしてハイギアというこの17バスワンXT。

SVSは変わらず。カエナンやカイアスのVBSではないのが残念。大して違わないんでしょうけどね(笑)。

糸巻き量は、カエナンとカイアスよりも深溝ですね。

ということはカエナンやカイアスの方がよりバーサタイルなのかな。

これも大して変わらないんでしょうけど(笑)。

 

まとめ

ということで、見た目そっくりなカエナンとカイアス、そして17バスワンを見てきました。

まとめると、カエナンは

・ゾディアスに合う

・VBSで旧SVSじゃない

・バスワンよりバーサタイルなスプール

カイアスは

・どんなロッドでも合うカラー

・VBSで旧SVSじゃない

・これもバスワンより浅溝なスプール

バスワンは

・攻めたカラーリングで、ちょっとロッドを選ぶ

・旧SVS

・一番深溝なスプール

という感じでした。

ゾディアスに合わせたい、かつハイギアも欲しい(右ハンドルしかないですが)ならカエナン。

ゾディアスじゃないロッドに合わせたい、で別にハイギアじゃなくクランクベイトやスピナーベイトなど、巻物をやりたいならカイアス。

太いラインを巻いて撃ちもの、ビッグベイト、フロッグ等をやりたいならバスワン(ビッグベイトやるならもっとタフなほうがベターです)。

今個人的に欲しいのは深溝でハイギアの左ハンドルか、ローギアの右ハンドルなんですが、そうなるとやっぱりバスワン先輩なんですよね。左ハンドルでハイギアがあるのがバスワンなので。

んー、でもカエナンは気になる。バーサタイルなラインキャパシティにブレーキが旧SVSじゃない。そしてハンドルノブも新しい奴っていう。

カシータスボディの気になる仲間たちを調べたら余計悩んでしまったというまとめです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

以前の記事はこちら。

コスパ最高と噂の16カシータスMGLの魅力に迫る。日米モデルの比較も。

バス釣り復帰第1号リール、11バスワンXTとバスワンに教えてもらったこと。11バスワンXTインプレ。

【送料無料4】シマノ ’17バスワンXT LEFT(左ハンドル)
by カエレバ

 

【送料無料】シマノ ’16カシータス MGL 101HG LEFT(左ハンドル)
by カエレバ

 

やっぱりカシータスがいいかなぁ・・・。

 

最新情報をチェックしよう!