Photo by Bassmaster
みなさん、どんなスタイルのバス釣りをしていますか?
自分には特にこれといったスタイルもなく、いつの日か自分の得意な釣りみたいなものを築けたらと思っているのですが。
今日はそんな「自分の釣り」について、Bassmasterの“Find your own kind of fish”を翻訳し、自分の釣り、自分の魚というものを考えていきたいと思います。
バーサタイルでありながら
バーサタイルなアングラーだと自認しながら、好きな釣りはクランキングだという、筆者キース。
フリップもスピニングもサイトもそれなりにできる。
けれど、クランクタックルを置いて、違うタックルを手にすれば、試合に勝てる気がしなくなってくるというのです。
でもそれはクランクが一番釣れるルアーだという話ではないんです。
釣りのタフ化とテクニックの多様化
デニーブラウワーはフリッピング。
デヴィッドフリッツはクランキング。
時代に名を残した偉大なアングラーには、それぞれに代名詞があったり。
ひとつの釣りでやり切れるほど今は簡単ではないですよね。
タフ化する今日、アングラーに色んなテクニックが求められています。
では、アングラーは器用にありとあらゆるテクニックを身に付けなければならないのでしょうか。
色んな釣りと一つのスタイル
当たり前ですが、プロのアングラーは言うまでもなく色んな釣りができます。
もちろんアマチュアだってなんでもできた方がいいですよね。
でも、ひとつのスタイルのスペシャリストになることを、上に挙がったようなグレートアングラーは選んできたのです。
I know that both Brauer and Fritts can do plenty of other things besides flip and crank, respectively, but it was their choice to be specialists. A jig and a big crankbait catch bigger than average fish, and they win tournaments.
スペシャリストになることを選んだアングラーたちは、その釣り方であれば多くのビッグバスを獲れるという確信があったわけです。
今で言えば、ブレットハイト。エバーグリーンのジャックハンマーで日本でも馴染みあるプロですね。
Look at what Brett Hite has done with a Chatterbait in recent years – it’s not that he can’t do other things, it’s that he wants to consistently be in the hunt for the win.
ブレットハイトはチャターベイトで賞金を勝ち取ってきました。
もちろんブレットは他の釣りもできるわけで、かつ他の釣りもしています。
でもなぜチャターなのかといえば、それであれば表彰台に上がれる、もしくは優勝できるからなんです。
でもそれはチャターが釣れるからじゃなく、ブレット自身がチャターを使えば勝てるということ。
最近の強いアングラーは皆自分のパターンを持ち、それをうまくハメていく力をもっているんだと、著者は述べています。
まとめ
ある釣りのスペシャリストになるということ。
スペシャリストになる、自分のスタイルを持つことイコール必ず試合に勝てるようになるというわけではありません。
が、何かひとつ、ビッグバスをライブウェルに持ち込める自分の釣り方が無ければ。
それが無ければトーナメントでは勝てないわけです。
一般アングラーは勝敗などない世界で釣りを楽しむので、関係のない話かもしれません。
しかし自分のスタイルを持てば、何やっても…という時、その状況に合わせた判断ができるようになりますよね。
自分のスタイルがコンディションや、フィールドに合わないかどうかは、スペシャリストであればすぐわかるはず。
コンディションに自分のスタイルを合わせるか。
自分の釣りスタイルに釣り場を合わせるか。
状況の判断とアジャストの能力をあげるためにも、ひとつ譲れないものがあったほうがいいですね。
自分のスタイル…。
スペシャリスト…。
たくさん釣りをしてるうちに、自分にはこれかもっていうのが見つかるのでしょうか。
先にこれ!って決めて磨くほうがいいのでしょうか。
とにかく釣りにいかないと話になりませんね(笑)。
ということで今日は、自分の釣りスタイルについてでした!
Thank you for reading!