G.Loomis E6X
G.Loomisのロッドって高いよね。
そう思ってましたというか思っているミーハー道具バサーツリラク。
ルーミスの製品ラインナップにある廉価モデルE6Xでルーミスデビューしてみました。
このE6X、お値段約190ドル。
送料を合わせても2万円台で楽しめるコスパロッドなのですが、どんなロッドなのでしょうか。
782MBR とは
選んだ番手は782MBR。
78というのはルーミスでいう6フィート6インチを意味してます。
782の”2”は硬さ。いわゆる”M”パワーになります。
MBRというのは「マグバス」といって、オールラウンド用という意味。
JWRはジグ&ワーム用、というようにルーミス独自の表記があります。
ダウンショット用、スイムベイト用、クランク用などなど、色んな用途の番手が用意されています。
マグバスにはバスのロゴ、用途別にロゴ、イラストが変わるというのが面白いです。
詳しくはLURETOCOFFEEさんの記事をどうぞ!
お疲れさまです。ヒグマです。 今回は自分が愛用しているタックルに関してです。今愛用しているロッドはG.Loomisです。…
マルチテーパーテクノロジー
このE6Xにはマルチテーパーテクノロジーが採用されています。
バット部はスローテーパー、ベリーがモデレートテーパー、ティップにかけてはファストテーパーという味付けになっているというマルチテーパーブランクテクノロジー。
これにより、軽くて強いそして簡単にフッキングができるロッドを実現できたんだとか。
マルチテーパーブランク。なんだかすごそうっすね。
コルクストレートグリップ
ルーミスのブランクが味わいたいんじゃないのかよ、と突っ込まれそうですが・・・このルックスに惚れてしまったというのが購入動機の本音。
コルクのストレートグリップってやっぱりカッコいいですよね。
使い込んだわけではないので今後どうなるかはわかりませんが、コルクの質感はGOOD。
粗さのないスムーズな肌触りです。
ライムグリーン
そしてもう1つお気に入りなのがこのライムグリーンのイケイケカラー。
ライムグリーンが入ったリールってなかなか無い中で、合わせるのが難し目。
なんですが、まぁ何合わせても意外といいかな。
適合ルアーウェイト
適合ルアーウェイトは1/4オンス~5/8オンス。
この表記、かなりドンピシャ感あります。
7gを切るとちょっと投げづらく、1オンスとなるとちょっと違うかもという感じです。
むっちり筋肉質
ブランクスは細めで繊細な印象なのですが、フィーリングは対照的。
1オンスはちょっと違うかも、と上に書きましたが、しっかり重さを乗せて弾き出せるムッチリとした筋肉質な味わいはあります。
1オンスのものを投げるロッドじゃありませんし、そういう使い方はしませんが、ぐにゃりとならずに負けない強さがあります。
軽さは
思ったより軽くなかったというのが本音のE6X。
若干ティップヘビーな気がします。
底モノをやるのに影響があるかと言われれば、そんなことは全然ないのですが、どっちかと言うとロッドワーク系もしくは巻きに向いたウェイトバランスなのかなと思います。
感度は
感度は悪くありません。
ボトムでシンカーが何かに当たったり、バイトがあればしっかりそれは伝わります。
ボトムのカバーにコンタクトしたときの「コン」とバイトの「コン」の違いも比較的わかりやすいロッドで、ここもお気に入り。
良く曲がる
マルチテーパーテクノロジーのお陰なのか、キャスティングでもファイティングでも良く曲がる感じが味わえます。
シャープな感覚、張りのある感覚もあるんです。
なのに曲がる、不思議なE6X。
ニゴイとのファイトでは、曲がっているけれどガクガクしたりブルブルしたり、テンションが不安定になることもなくあっさり試合終了に持ち込む感じでした。ビッグワンとやったらどうなるかはまだわかりませんが(笑)。
ネガは
とここまで色々言ってきましたが、残念なポイントもございます。
それはガイド。
違いがわかる男ではないので何とも申し上げにくいですが、ガイドのフレームとリングがちょっと安っぽく、かつ野暮ったいような。
Fujiガイドが使われているとのことなんですが、Fujiのなんのガイドなんだろう。
ここで価格を抑えてるっていうところなので、しょうがないっすね!
まとめ
G.loomisのE6Xについてでした。
お求めやすいプライスでルーミスが味わえるE6X。
とにかくカッコいい・・・かつ底モノも巻き物もこなすバーサタイルなE6X、大事に使ってこうと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!