【バンタム クロナーク100】海外版の白いメタで歴史を感じる。

名作と呼ばれるリール、シマノのスコーピオンメタニウムXT。
その海外版、バンタムクロナーク100が今回の主人公です。
とある中古ショップにあったこちら。
コンディションはそこまで良くなかったのですが、昔からこのボディのメタちゃんを触ってみたかったツリラク。
伝統のホワイトボディのバンタムクロナークに出会えちゃったらそりゃいっちゃうよねということで救出。
とりあえず今回はこの子をいじいじしてみたいと思います。
ハンドル関係がオールドスクール

バンタムクロナーク、かっこいい。
かっこいいけどハンドル周辺がオールドスクール。
ということでちょっといじいじ。
召喚したのはこちら。

シマノ、エクセージXT。
ホワイトボディで卵みたいなかわいいリール。
この子のハンドルを移植してみます。

お。
アリよりのアリ。
これで良いじゃん、と思ったのですが。ちょっと試してみよう、あれを。
アベイルハンドル装着

バンタムクロナークにアベイルのオフセットハンドルSTi2.5はつくのか。
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試してみたら付きました。
ドラグがどうかなとか思ったけれど、ノープロブレム。
てかめちゃめちゃカッコいい・・・。
簡易オーバーホール

ベアリングを外し、パーツクリーナーで洗浄します。

内部はこんな感じでした。
汚いけれど、そこまででもないレベル。

ギアを外して洗浄します。
中のベアリングも外して洗浄します。

レベルワインドも外して、とか思ったんですがちょっといったん終了。
組み上げてグリスを塗りました。
新品のベアリングにした方がいいかもですが、手持ちにないのでまた今度。洗浄してオイルを注入しました。
巻き心地シャリ感
それでも若干シャリ感、ジャリ感が。
やっぱりベアリングかなー、ベアリング交換や!と思ってたのですが。
あることをしていないのを思い出しました。

レベルワインドにオイルさしてないぞ、と。
オイルを注入し、くるくるしてみるとアレ。
ちょっとマシだぞ、という結果に。
巻き心地とレベルワインドの関係を改めて思い知ったのでした。
クロナーク兄弟

白いボディのクロナーク。
07メタニウムMGの北米版、クロナーク100D5は07メタと違って真鍮ギア&ギア比5のローギアの子です。
さっきのエクセージもそうだけど、ホワイトボディこないかなー。出ても売れないのかなーとか思ったり。
投げてみた

実際に投げてみました。
オールドスクールSVSが、なかなか曲者。
ブレーキ全部オンにしても気を抜くとバックラッシュしちゃうのに、スキッピングは気持ちよくできたり。
普通によく飛びますしレスポンスが非常に良い面白いリールでした。
またこれで遊ぼうっと。
【追記】
ブレーキ全部オンでバックラッシュってなんやねんって話。
ブレーキシューを見てみると、付いていたブレーキシューがカルコン50で使われている小さなシューでした。
つまりオンにしてもブレーキシューがパイプに触れていない・・・。
ということで手持ちのブレーキシューを装着。
普通に使える快適リールに変わったのでした。
まとめ
バンタムクロナーク100というリールに出会い、分解清掃してみたよというお話でした。
投げたらそのお話なんかも追記していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

