アメリカのバス釣り用語。「ジャンクフィッシング」とは。

アメリカのバス釣り用語。「ジャンクフィッシング」とは。

「ジャンクフィッシング」なる言葉が、アメリカのバスフィッシングシーンにはあるのですが。

ちょっとその意味が分からないでおりました。

今日はKarl’s Bait & Tackleの記事“Junk Fishing 101: Catching More Bass Using Everything In Your Arsenal”を読んで、「ジャンクフィッシング」とは、というのを学んでいきたいと思います。

ジャンクフィッシングってなんだ

この記事の筆者が初めて「ジャンクフィッシング」というワードを耳にしたのはバスマスターを戦うアングラーをインタビューしたとき。

筆者は「ジャンクなマットカバーをパンチングすること」を指しているんだと思っていたんだそう。

しかしアングラーたちから話を聞いているとどうやらマットカバーのパンチング=ジャンクフィッシングではなく、

「色んなルアーを使って魚を獲る。かつパターンにはめることなく」

というのが「ジャンクフィッシング」であるということが分かったのです。

8本のロッド・8種のルアー

それ以来「ジャンクフィッシング」を研究してきたという筆者。

8種のルアー、8本のタックルで行う筆者のジャンクフィッシング。

8つのルアーをローテーションで使っていると、次第に今日はこのルアーだというのがわかってきたり。

4つ5つのルアーがハマる日もあれば、すべてのルアーで釣れる日もあったり。

トーナメントアングラーはデッキに同じルアー(異なるカラー)をリグった同じタックルを載せていることもあります。

が、時に頻繁にルアーローテーションをする「ジャンクフィッシング」がよりハマりやすい時期があるんだと、筆者はそう語ります。

ジャンクフィッシングと春と秋

ジャンクフィッシングに適したシーズン。

それは春と秋。

Bass tend to be more predictable and stationary in the summer and winter so junk fishing is usually unnecessary because you can depend on one or two patterns to catch those fish.

バスの行動や捕食にパターンを見出しやすい夏や冬は、決まったパターンにはめやすい。

そんなときはジャンクフィッシングは必要なく、逆に色んなカバーや色んなレンジにつく春や秋こそジャンクフィッシングの出番なんだと、筆者。

なるほど、冬の池でメタルバイブしか投げない思考停止ツリラクにはイメージしやすい話です。

ポストスポーンとジャンクフィッシングそして秋

ポストスポーン、産卵後のバスには特に効果的だというのがジャンクフィッシング。

筆者はまずザラスプーク(ペンシルベイト)で子バスを守るオスを狙い、日が昇ればフローティングワームやジグを桟橋に撃ったり。

日中はメインレイクエリアをリザード系ワームのキャロライナリグでボトムを攻めたり、暑い午後は、ダムの発電で起きる「流れ」につくバスをディープクランクで釣ったりというのが筆者のジャンクフィッシングなんだとか。

秋はシャッド食いのバスを、シャローでバズベイトやポッピング系のフロッグで探します。

カバーに日陰が出始めたらスクエアビルクランクを巻き、ウィードラインや陰った桟橋をジグのスイミングで攻めたり。

シャッドが水面でボイルするようなら、スピナーベイトやビッグベイト、バイブレーションを巻いたり。

When no particular pattern is producing on your favorite lake, junk fishing becomes your best option for catching more bass then.

ハマるパターンがわからない。

そんなときはジャンクフィッシングという選択肢がおススメです。というお話でした。

なるほど、ハマるパターンを見つけるために色々ローテする・・・それが「ジャンクフィッシング」ということなんですね。

まとめ

ジャンクフィッシングについてでした。

日本のアングラー、特におかっぱりアングラーはこのジャンキースタイルに精通しているような・・・とか思った記事でした。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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