ペイフォワード KIT
北大祐プロがこだわりにこだわり抜いて作ったスピナーベイト、KIT。
バサーオールスタークラシックのスリータイムスチャンピオンが生んだスピナーベイトとなれば、そりゃもう誰もが巻きたくなる。ツリラクだってミーハー根性丸出しになる。
そういうもんです。
世には色んなスピナーベイトがありますよね。
そんな溢れかえったスピナベの世界で、どんな風な特色をもって生まれたのか、それが気になるわけです。
ということで、使用してみた感想等書いていきたいと思います。
3/8オンス ダブルウィローモデル
選んだのは3/8オンスのダブルウィローモデル。
浅い釣り場で釣りしているのでとりあえず3/8オンスにしてみました。
ヘッドの腹部には重さがわかる表記が。
目で重さがわかる計らいは他のスピナベにもありますが、これやっぱ嬉しい。
スモークシャッドというカラー
ＫＩＴのカラーラインナップの中で「唯一」リリースが遅くなったカラー。
それが「スモークシャッド」というカラー。
北プロがこだわりぬいたカラーでございます。
「スモークシャッド」ついて、この動画内で北プロが色々語ってくださってます。
この中で「光らない輝き」というパワーワードが！
光らない輝き、これがクリアウォーターに効き、そして「スピナベサイト」にもいいんだとか！
三角形の穴
KITのブレードには「三角形の穴」が施されております。
この三角形デザインが、ブレードの回転を良くしてくれます。
ブレードで性格が大きく変わるスピナーベイト。
かつてバサー誌上で、ブレードについて北プロが語る記事を拝読し、その造詣の深さと世界の深さにうなったことがございます。
そんな北プロのブレードに対するこだわりが詰まっているのがこのKITなんですね。
ワイヤー
タンデムウィローとダブルウィローで異なるワイヤー径になっているKIT。
「TWは着水直後からの立ち上がり重視に対して、DWはロングキャストで一定層をトレースのしやすさを重視した」デザインが採用されています。
ブレードタイプでワイヤー径が変わるというこだわり…これはTWも手にしなければ…。
KITのサイズ感
KITのサイズ感はこんな感じです。
ハイピッチャーと並べてみました。
比較的小型なハイピッチャーと比べると、KITの方がアームに長さがあるのがわかります。
KITは思ったより「コンパクト」なんだなぁと、並べてみて感じたのでした。
KITを投げてみて
そんなこだわりが詰まったKITを投げてみました。
いくつか感じたことを記していきます。
立ち上がりのよさ
KITのブレードには「三角形の穴」がという話しは上で触れましたが、これが効いているのか、めちゃめちゃレスポンスの良いブレード回転に驚き。
フォール時も、巻き出した時も、キラキラキラキラ気持ち良い回転を見せてくれました。
着水直後のレスポンスの良さは感動的な程ですよ。
レンジキープ
慣れるとどの深さを泳がせているかイメージしやすいのもKITの特長です。
3/8オンスのスピナーベイトって、無意識に巻きのテンポ速くなると「浮きすぎちゃう」なんてことがあったり。
このKITはそんなスピナーベイトと異なり、浮き上がりにくいような気がするのですが、気のせいでしょうか。
他のスピナーベイトより浮き上がりにくい、ちょっと一段落として巻ける、そんなイメージ、印象です。
バイブレーション
スピナーベイトで時に語られる、「バイブレーション」の重要さ。
ブレードの回転にともなう、ボディの震動があるかないかもスピナーベイトの個性になります。
KITは巻くと、プルプルピリピリボディが震え、スカートにも生命感を与えます。
まとめ
ペイフォワードのKITについてでした。
あーだこーだ書きましたが、巻き感やレンジキープのイメージわきやすさ等々、とにかく使いやすい。
おかわりスピナーベイトですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました！
