リールのカスタムってどうですか?
分解とか恐いよ、いや、ドノーマルがかっこいいだろ、などなど色んな意見があるかと思います。
リールカスタムってやってみると意外と簡単にできたり、性能アップに一役買ってくれたり、不満の解消になったり、面白い世界なんです。
ということで、早速リールの各種カスタムについて簡単ではありますが、まとめていきたいと思います。
リールのカスタムって?
リールのカスタムといっても何をどうするのかって言う問題が、ビギナーの方には浮上するかなと思います。
スプールをカスタムスプールにするとか、ドレスアップパーツを入れるとか、同じモデルの違うギア比のギアを取り寄せて交換するとか、ベアリングをファンシーなものにするとか。
カスタムといっても色々あるんですよね。
色々いじれるのがリールであり、リールの面白さなのかなと思うんですが、カスタムのメリットはなんなの?というところを一般的な話ですが、していきたいと思います。
ベアリング
ベアリングは色んなところに使われています。もしくは使われていなかったりします。
ハンドルノブのところにベアリングではなくカラーと呼ばれるパーツがある場合、ベアリングを入れて巻き心地に変化を与えることもできます。
ツリラク所有のシマノのコアやストラディック、セドナにはこの部分にベアリングが入ってませんでした。
コア以外はベアリングに交換し、ちょっと巻き心地変わるかな、という実験をしてみました。
結果、感度が鋭くなったかなという感じで、巻き心地というよりは巻き感度が上がったように思います。
確認すべきは、ハンドルノブ部のカラーというパーツが、どんなサイズになっているのか。
これはメーカーホームページで、分解図兼パーツリストで確認することができます。
シマノはこちら
ダイワはこちら
アブガルシアはこちら
スピニングでは、ドラグに影響する部分にベアリングを入れて、ドラグの効きをベターにするカスタムもあります。
ただ専用の工具を必要とする場合もあるみたいなので、お手軽カスタムではないですね。
他にも低価格帯スピニングには、ベアリングを追加できる箇所もありますが、ちょっとまだそこまで経験していないのでここでは割愛します(笑)。
ベイトリールで言えば、スプールシャフトを支える部分の純正ベアリングを高性能なベアリングに交換するカスタムもあります。飛距離アップや、スプール回転の立ち上がりを向上するためのカスタムです。
ここのベアリングを高性能にすることで一気に100mオーバーの飛距離を実現!とはまずならないでしょうが、ピッチングしやすくなったとか、少しだけ軽いルアーを投げやすくなったという変化は得られると思います。
スプール
ベイトリールの話になりますが、ラインを巻くスプールのカスタムもあります。
シマノならシマノの夢屋と名前のつくカスタムスプールがありますね。ツリラクは夢屋BFSスプールをメタマグに入れたりしてます。
ダイワならSLPワークスからカスタムスプールがありますね。ツリラクはアルファスフィネスカスタムにSVスプールを入れました。
またAvailや、KTF、ZPI等のカスタムスプールの製作販売をしているメーカーもあります。
色んなメーカーからベイトフィネスを可能にするためのスプール、SV化するスプール、深溝にしてより太いラインを沢山巻くためのスプールなど、用途に合わせたカスタムスプールが作られています。
一般的に人気なのは軽量化された浅溝のスプールでしょうか。
軽量浅溝スプールを入れることで、ノーマルでは投げにくい軽いルアーもキャスト可能になります。
とはいえ、いくら軽量浅溝スプールを入れたからと言ってもカットテール3.5インチをノーシンカーで、ビッグベイトを投げるような竿のまんま投げようとしても飛ばないので、当たり前ですがタックルバランスや、ルアーの自重、ブレーキセッティングがしっかり揃って能力を発揮するので、過度な期待は禁物です(笑)。
Availからは16スコーピオンの軽量浅溝スプールも。このメーカーさんは色んなモデルの軽量浅溝スプールがあるのが魅力です。
自分の使用機種専用のスプールがあるか探してみてくださいね。
※必ず購入する際は自分のリールにあった専用のスプールをお買い求めください。
ドレスアップパーツ
リールの性能を向上する、もしくは性能に変化をつけるのがベアリングやスプールだとして、リールの見た目に変化をつけるのがドレスアップパーツです。
ドレスアップパーツは本当に色々あります。
ネジ、ハンドルノブキャップ、レベルワインダー部、スタードラグなどなど・・・。
ドレスアップパーツやカスタムハンドルを入れると軽量化が可能になることもあります。
軽さだけでなく、ハンドルサイズを変更することで巻き具合に変化をつけることもできます。
ロングハンドル化することで、巻き抵抗の強いルアーが巻きやすくなるという話もありますが、正直ここは詳しくないのでもう少し勉強をします。
ショートハンドルが巻きづらいという方はロングハンドル化してもいいかもしれません。
【ZPI】 イナーシャ カーボンハンドル 【アブ・ダイワ用】 EVAノブつき 102mm
ドレスアップパーツは上に挙げました夢屋やSLPワークス、AvailやKTF、ZPIなどなど、色んなメーカーから発売されています。
カスタムしたいリールに対応したパーツがあるか、カラーやデザインは各社どう違うかなど、色々調べるのも面白いです。
ドレスアップを兼ねて、スタードラグやクラッチを変えて自分の手によりフィットさせることもメリットになりますね。
が、やっぱりドレスアップでかっこよく彩るというのが一番のポイントですかね。
自分の好きな色を入れるとか、好きなバスプロのイメージカラーをリスペクト込めて入れるとか。
見た目に変化を与えることで、何用のタックルなのか見た目でわかりやすくなるのもメリットでしょうか。
番手は違えど全て同じロッドに同じリールというのはあまりないかもしれませんが、もしそういう拘りがある場合、ドレスアップパーツでテキサス用かクランク用か見分けやすくすることもできますね。
リグってあるもの見ればわかるんでしょうが(笑)。
各社からドレスアップパーツが色々出ていますが、これらもスプール同様合う合わないがあります。
ハンドルを買ってみたはいいものの、スタードラグに干渉してドラグが回せなくなることもあります。
対応機種や注意をよくご確認することをお勧めします。
まとめ
リールカスタムの基本的なところを簡単にまとめてみました。
カスタムスプールは面白いですよ。別物になりますしね。替えスプールにもなるので、ワンタックルで色々やれるようになりますし。
ツリラクはそこまで本気でドレスアップパーツの世界に足を踏み入れていません。
ドレスアップパーツが嫌いだからとかではなく、色々揃えあげるための金銭的余裕がないからなんですが(笑)。
色々調べているとハンドルノブ一つ変えるだけでもクリアランスが・・・とか、上にも書いたようにドラグと干渉・・・とか、まぁ色々カスタムするにも難しそうなあれこれありますが、注意をしっかり確認し、一苦労して改造すればより自分の相棒が愛おしくなります。
ということで、このシリーズ(?)次回はドレスアップパーツを簡単に楽しんでみようという感じで、自分のリールをいじってみる記事をお送りしたいと思います。
Thank you for reading!