ラトルトラップという名作バイブレーション

にわかブロガーツリラクです。

寒くなるとバイブレーションが話題にあがるわけですが、みなさんにとってバイブレーションといえば?というルアーはなんでしょう。

TDバイブレーション、ジャッカルのTNシリーズ、レベルバイブなどなど。

今日はアメリカの、バイブレーションといえばコレ、というルアーについて記事にしたいと思います。

ビルルイス ラトルトラップ

かつてアメリカ人はバイブレーション、リップレスクランクベイトのことをラトルトラップと言ってしまうほど、支配的な人気と認知だったラトルトラップ。

ブレーデッドジグをチャターと呼んでしまう、そんな感じがラトルトラップにもあったというこの話は有名です。

ラトルトラップには色んなサイズ、ラインナップが豊富に用意されています。

リップがついたものも見かけたことがありますが、あれはラトルトラップシリーズのひとつなのかな?

とにかく今もなおアメリカで根強い人気を誇るルアーなんですよね。

このルアーの魅力は一体なんなのか。

以下にまとめていきます。

魅力① 安い

とにかく安いんです。

黄色いお店で中古を探せばめちゃくちゃ安く手に入ります。

200円とかで買えます。

ただフックは変えた方がいいです。

200円で名作が買えるんですから、見つけたら買わないわけにはいかないですよね。

魅力②根掛かりが怖くない

もちろん根掛かりはします。

が、安く手に入るしということで結構大胆に攻めても生還することが多いんです。

根掛かりしないよなってとこでしたことがありますが、個人的によく帰ってくるバイブレーションのひとつです。

ロストしても200円なので、精神的ダメージは少ないですしね。本当に魅力。

魅力③サウンド

これは文字では説明しづらいんですよね。

ワンノッカーのコトコトやゴトゴトっていう低音ではないんです。

ジャラジャラ系なんですが、高速引きしてくると、水の中から響いてくるビリビリ音がいいんです。

エレクトリックなサウンドと言ったら違うよと言われるかもですが、テクノっぽさが大好きです(笑)。

バイブレーションの重低音系モデルで釣った経験がないんです。

音は関係ないとか、重低音の方が釣れるっていう方もいらっしゃると思いますし、たまたまだと思うんです。

が、個人的には高い音のバイブレーションかサイレントの方で釣果がでているので、それもあってラトルトラップの音が好き、という感じです。

Wired2fishのインプレ記事から

ラトルトラップのおもしろストーリーがありました。

I was fishing a tournament years ago and the bite was tough. Weigh-in was at 3:00, so I pulled up to the nearby riprap around 2:30 so my co-angler could catch a couple fish to fill out his limit. I figured it was the gentlemanly thing to do. We couldn’t get the darn bass to eat anything but a chrome Rat-L-Trap, so this other fellow was using one of mine. As we’re fishing the corner of this bridge, this joker casts his 1/2-ounce Trap to the other—yes, the other—side of the bridge. Don’t ask me how. I could see the thing dangling like a Christmas ornament through the break in the riprap.

A giant logging truck was coming down highway 441, so he gets to reeling his Trap as fast as he can—I guess he thought he was going to get dragged down the road or something. To make a long story short, he safely reeled the lure all the way across four lanes of traffic—it was a thing of beauty, really—and it plopped back into the water and he caught a stinkin’ 14-inch bass. No joke. I’m not smart enough to make this stuff up.

 

簡単に翻訳します。

著者がトーナメントに出ていたときのこと。

同船するコアングラーが著者のラトルトラップをリグって投げたんです。

クロームカラーのラトルトラップは橋の向こうへビューんと飛んでいき、「クリスマスツリーの飾り」のようにぶら下がったんだとか。

それだけよく飛ぶという話ではありません。

そのあと大きなトラックがラトルトラップの方へ走ってきました。

そのアングラーはラトルトラップを高速で巻き上げなんとかトラックを回避させようとします。

途中何かに引っ掛かったりせず、見事に帰還するわけです。

それだけ頑丈かつスタックしにくいわけですが、話はそれで終わりじゃありません。

ラトルトラップは橋から水中へ。

巻き上げるコアングラー。

ラトルトラップは14インチ、35センチのバスを連れて生還するのです。

橋へぶっ飛び、割れることもなく、かつ魚をしっかり釣ってくるというラトルトラップ。

なんという話でしょうか。

まとめ

ラトルトラップの話をしてたら巻きたくなってきました。

もう寒いから朝練からの仕事はきついかなーと思ってましたが、行くしかないですね。

アメリカではおじいちゃんのタックルボックスにも、いや、現代のタックルボックスにも入ってる歴史的名作なんだから、コレでもう一度シャローのリップレスクランキングを学ばないとですね。

というわけで、今日はビルルイス、ラトルトラップについてでした!

 

あ、この意味があるのかないのかわからない背ビレも魅力のひとつだった。

 

Thank you for reading!

 

 

 

 

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