春のバスに起こる体の変化と意味について。春バスの釣り方も。

Photo by Wired2fish

春はバスにとって、産卵というイベントが起きる大切なシーズン。

この時期のバスはどんな状態になるのか。

今日はWired2fishから“3 Visual Keys to Pattern Spring Bass”を翻訳し、春バスの体の変化を掴みます。

春バスの体の色

Photo by Wired2fish

バスの体がどんな色か。

これを見るだけで色々わかるといいます。

体の色が薄く、ピンクに近いバスを釣ったとします。

それが意味するのは、バスは最近シャローに上がってきているということ。

そういうバスがその後数週間はシャローに上がってくると筆者。

体の白さが、冬の間は深いところで過ごしていたということを物語ります。

深いところにいることで、光が通らず、バスの特徴である緑色を形成しなくなるのです。

 

冬のクランキングとカラーについて。生物学的ヒントから。

 

色の白いバスがシャロ―に上がってくると、「荒食い」が始まると筆者。

You’ll notice that these pale fish are also the ones that tend to bite the hardest. I’m sure there are different theories on this, but mine is simple: I think they’re dumb as a bag of rocks when they’re fresh.

長い間ルアーを見ないでいたこともあり、がっつり食ってくるんですね。

 

では、スポーニング準備に入るようなエリアで、すでに体の色が暗いバスをつっている場合はどうか。

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そういうときは、より浅い、南向きのスポーニングポケットを攻めるといい、と筆者は言います。

体のシェイプをチェック

バスの色をチェックしましたら、次はシェイプです。

白いバスが釣れたとして。

そのバスが白さから、スポーニング段階にはまだ入ってないと判断するのは、体つきを見てみないとわからない、と筆者。

特に濁りの入ったところでは、水が光を通しにくいため、バスの体が黒くなりにくいのです。

体が黒くなるには数週間かかることもあると言います。

だからもしその釣り場がマッディーなら、白い体だけれど既にスポーニング態勢に入ってる可能性もあるのです。

もしバスが太ってたら(小さめの雄でも)、シャローにやってきたばかりのフレッシュなバスであり、プリスポーンモードである可能性が高いと筆者。

If a bass is fat—even the smaller males—this often means that they’re fresh fish who have just moved to the shallows. They’re usually still in prespawn mode.

スポーニングに近づくにあたり、雄のバスも太ると。

スポーニングという一大イベントに備えて、大変な仕事を前に食べて体力をつけるんですね。

そんなバスを釣ると、雌だと勘違いしてしまうアングラーも。これはなかなか素人には判断つきにくいです(笑)。

スキニーなバスが釣れるようになったら、もしかすると、今度は違う策を考えるタイミングになると筆者は言います。

痩せてたり、体側面に傷があったりすると、それは既に産卵し終えたという証拠になります。

尾びれがどうなってるか

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プリスポーンの食いかたが少し落ち着き始めると、シャローポケットをテキサスで撃っていったり、ボトムにコンタクトさせるスタイルで攻めるタイミングとなります。

そのとき大事なのが、尾びれのチェック

尾びれの下の部分が欠けていたり変な形になっていると、バスの産卵床がすぐそこ、もしくはそこが産卵床だという証拠になります。

もし釣った魚のテールが欠けていて、かつ痩せ細っている場合、産卵を終えた状態だということがわかります。

If you catch a bass with a jacked-up tail and its body looks like the wind sock we discussed, it’s probably done spawning and in the post-spawn period. You’ll start having more luck with topwater lures and slow-sinking soft plastics.

その時期になると、トップウォーターやスローシンキングのワームが効いてくると筆者は言います。

尻尾が綺麗で太ってる場合はプリスポーン、産卵前の状態です。

Finally, if your bass have clean tails and fat bellies, they’re usually still in the prespawn mode and are slowly making their way to the backs of flat and shallow spawning pockets. This is when crankbaits, jerkbaits and jigs should be rigged on your favorite rods.

こういうときは、クランクベイトやジャークベイト、ジグ等が効くと筆者は付け足します。

まとめ

春のバスについてのあれこれ、いかがだったでしょうか。

バスがシャローに上がる中、体の色や形、尾びれの状態で、どんなコンディションなのか、そしてどう攻めるかがわかってくるという話でした。

暖かくなり、人間のテンションも気温同様上がりますね。

でも産卵中のバスを攻めると考えると少し胸が痛む…(笑)

ならそもそもバス釣りをやるなって言われてしまいそうですが(-_-;)

ジレンマに戦う私…でもそれ以前に釣れない私(笑)。

というわけで今日は、春バスに起きる変化とその意味についてでした!

Thank you for reading!

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