ビッグ&ロングなワームが効く夏。その理由をKVDが語る。

Photo by Bassmaster

スーパーホットなサマー。

効果的なメソッドの一つに「ロングワーム」があるよということで、Bassmaster.comからケヴィン・ヴァンダムの記事“Time to consider big worms”を読み、ビッグなワームのあれこれを学んでいきたいと思います。

ロングワームイメージ

 

 

ロングワームというと琵琶湖??的なイメージがあるのは私だけでしょうか。

広大なフィールドで、ビッグワンがいて、大きくないと気づいてもらえない。で、ビッグロングワームが良いよねっていう流れなのかなーと素人な私は思ってしまうんですが、どうやらそういうわけでもなさそうなんですね。

夏に効くのは…

Obviously, you can still catch bass on crankbaits, spoons, drop shots and all of the standard offshore baits, but a big worm always has always been a great bait during the heat of the summer.

クランクベイトやスプーン、ダウンショットなどなど、沖にいるバスを狙いやすくて、夏に効くルアーは色々あります。

が、特にロングワームが良いんだよね、とケヴィンは言います。

夏のバスをそそるロングワーム。フッキングも良く、ケヴィンお勧めのチョイスなんですが、ロングワームゲームをより良くするためのヒントがあるということで。

どんなものなのか、読んでいきましょう。

ハードボトムなら

もしロングワームのテキサスをハードボトムで使うなら、

For example, if fishing a hard bottom, opt for a Tungsten sinker rather than traditional lead. You will feel the bottom and transitions much better.

タングステンのシンカーを使おうというのがケヴィン流

鉛のシンカーより、ボトムの情報を色々伝えてくれるタングステンシンカーは、ハードボトムを攻める際の武器になるんですね。

根がかりのリスクが低い場合

ひっかかるものがあまりないようなボトムでは、

If it’s a clean bottom, I use a Strike King Tour Grade Tungsten Swing Football Head or a Mag jighead. The Swing head allows me to change hook sizes to match lure size while the Mag head helps the worm stand up on the bottom.

ストライクキングのタングステンスウィングフットボールヘッドか、マグジグヘッドというものを使うケヴィン。

これがスウィングフットボールヘッド。

好きなフックをセットできるという、フットボール型のシンカーです。

リューギでもこういうタイプのシンカーが出るんですよね!

出典:JB

これは是非使ってみたいシンカーです。

マグジグヘッドはストライクキングのシェイキーヘッド用のジグヘッドです。

こちらはフックサイズを変えることはできませんが、先ほどのシンカーと違いボトムで立つ演出をすることが可能になります。

ネコリグでも良さそうですね♪

ウィードやソフトなボトムでは

水中のウィードやソフトなボトムを攻める場合はどうでしょうか。

I like to go heavy – up to 1 ounce depending on water depth and never lighter than 1/2 ounce. If the fish are suspended, I will go lighter than an ounce to let the bait swim slower on the fall.

重めのシンカーを使うのがケヴィン流ということで、1/2オンスから1オンスのシンカーを深さに合わせて使い分けます。

決して1/2オンスより軽いシンカーは使わないというのが肝です。

もし魚がサスペンドし、中層に浮いているようであれば1オンスでは重いので、ゆっくりフォール&スイムする重さをチョイスします。

水中のウィードを攻める場合は、しっかり入り込めるような重さをチョイスするのが大切です。

フック

フックは基本的にワームのサイズに合わせて選びますが、バスがバイトした時にしっかりフッキングできるよう、ワームを刺したときにフックのポイントとシャンクの間の「ギャップ」部分に空間ができるようにしましょう、というのがケヴィンのアドバイスです。

10インチを超えるワームには6/0~7/0を使い、10インチより短いワームには5/0を使うこともあるみたいです。

テロライナリグ

以前こんな記事を書きました。

 

テロライナリグ?一工夫でテキサスにもキャロにも!

 

テキサスをリグる際、シンカーストッパーを2つ使い、シンカーを挟んでキャロ的にも扱おう!というリグなのですが、皇帝ケヴィンがこれを記事で紹介しております。

Another trick is use bobber stops on Texas rigs. I put one up the line ahead of the sinker and one below it. This holds the sinker in place, but you also have the added benefit of positioning the sinker up the line if you want to use the same bait as a modified Carolina rig.

テキサス的にも使えますし、シンカーをワームから離せばロングワームをふわーっとゆっくりバスに魅せることができるテロライナリグ。

ボトムで使う際、シンカーストッパーがラインの結び目を守ってくれるメリットもある、とケヴィンは言います。

このテロライナリグ、実際試してみましたが結構コツがいるというか…。

シンカーをしっかり固定するのは難しく、普通にワーム側にずれてくるのでおかっぱりではちょっと辛いかも。
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アクション・使い方

ではケヴィンはどんな風にロングワームを使うのでしょうか。

I use two different retrieves. My favorite with the swing head is to drag the bait across the bottom, allowing the worm to swing back and forth behind the weight while the sinker kicks up sediment off the bottom. Now, if I see the fish suspended off the bottom I will stroke a Texas rig, pulling it off the bottom and allowing it to sink back down.

ケヴィンは2種のアクションを使い分けます。

お気に入りのメソッドは、上に紹介したフットボールのスイングヘッドをボトムでズル引くこと。

スイングヘッドをボトムでズル引くと、砂を巻き上げながらワームが前後するアクションを演出できます。

バスがサスペンドしている場合は、テキサスリグでボトムに着けたり、浮き上がらせたりを繰り返すのがケヴィン流です。

ケヴィンが使うワーム

ケヴィンが使うワームを紹介します。

まずはこちら、

レイジカッターです。

他には、

サンパーワームや、

アナコンダに、

マグナムゲームホグという、

日本ではあまり馴染みない(?)ワームたちです(笑)。

濁ったら水押しの強いものをということなんですが、アナコンダはパンチ効いててイイですね♪

まとめ

個人的には馴染みのないロングワーム。

でもこういう釣りもしてみたいなと思ってます。

デカいから釣れないなんてことはないですもんね♪

ということで今日はケヴィン・ヴァンダムによるロングワーム講座でした!

Thank you for reading!

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