バズベイトで釣りたい人のためのクリニック。

出たら最高に興奮するルアーのひとつバズベイト。

まったくと言っていいほど使いこなせていないツリラクなので、今日はバズベイトについて学んでみたいと思います。

記事はKARL’S Bait & Tackleから“Buzzbait Fishing 101: How To Fish A Buzzbait”です。

バズベイトのブレード

バズベイトの特徴といえばその「ペラ」と呼ばれるブレード。

どれも一緒に見えるようで、実は色々あるんですよね。

ブレードが変わると、性格がかわるバズベイト。一体どんな違いがあるのでしょうか。

ノーマルペラ

A basic buzzbait will simply spin the blade on the top of the water making a slight trail behind it and a slight noise as it moves.

上の写真のようなベーシックなブレードがついているバズベイトは、ノイズが弱め。

そして水面を割るような軌道をわずかに描きます。

ノイズが弱めとありますが、他のペラタイプに比べという意味になります。

水面を割りながら立てる引き波も、必ずしも弱いものだらけではありません。

ブレードに穴のあるタイプ

A buzzbait with holes in the blade will leave a bubble trail that mimics thrashing bait and give it a unique noise on the surface of the water.

ブレードに穴のあるタイプは、まるでベイトフィッシュが水面を叩くときに生まれるような水泡を生み出します。

ユニークなサウンドで、ノーマルタイプのもの違う音色になります。

クラッカータイプ

An arm with a clacker will give the buzz bait a louder noise under the water while also adding a slight flash in the right light.

ブレードにクラッカーが付いたタイプもあります。

このタイプはより大きなノイズを生みます。

また、ノーマルタイプより多少フラッシングが強くなります。

直進性が高いのもこのタイプです。

狙ったコースをしっかり引きたい場合、このタイプは非常に使いやすいです。

ヘッドにブレードが当たるタイプ

 The final buzzbait blade has the blade slightly touching the head of the bait as it spins. This will give the lure a loud vibration under the water and make bass go crazy.

ブレードが回転すると、ヘッドにブレードが当たるタイプもあります。

このタイプは水中でバスのやる気スイッチをオンにする、ラウドな震動を生みます。

他にも、

プロペラとブレードが干渉するタイプもあります。

こちらもラウドなサウンドを生み出します。

またダブルペラになったバズベイトも。バズベイトには奥の深い世界が広がっています。

カラー選び

バズベイトのカラー選びはどうしたらいいのでしょうか。

他のトップウォーター系のルアーでもそうですが、「水の色」で考えるのが基本です。

濁っているか、クリアか。これを基準に考えます。

When fishing in clear water, I would recommend white. White will imitate the bottom of almost every different bait, frog, lizard, or even mouse, that a bass would come across on the top of the water.

クリアウォーターで釣りをする場合のおすすめは「白」

白は、多くの生物の「腹部」を模すことができます。

カエルやトカゲ、ネズミもお腹は白。

トカゲやネズミを日本のバスが食うかは別にしても、魚の腹部も白ですから、上から見上げたときに自然な色と言えば確かに白になります。

反対に、濁りが入っていれば「黒」がGOOD

黒であれば、バスにとって見やすくなり、しっかりバイトしてくれます。

また、

When choosing either white or black, look for a bait that has a flashy flake on the skirt so that the bait has a more lifelike appearance.

白でも黒でも、スカートに「フレーク(ラメ)」が入っていると、生命感ある見た目を演出することができます。

ピンクやチャート系の、アングラーにとって視認性のいいカラーも人気です。

バズベイトカスタム

バズベイトで魚を獲るためのおススメカスタム、チューニングがあります。

一般的なのはトレーラーフック。

 

 

フッキングがすこぶる良い、というルアーではないバズベイト。

トレーラーフックでキャッチ率をUPできます。

また、

The next bait modification you can make is bending the arm of the buzz bait so that the blade will hit the head of the bait, giving it an irresistible vibration in the water.

バズベイトのアームを、ブレードがヘッド部もしくはアームに当たるようにするカスタムも。

そうすることで、水中での波動をやサウンドに変化を与えることができます。

トレーラーワームを付けるカスタムもあります。バタバタ泳ぐクローワームや、

トード系のワーム。

そしてシャッドテール。

これらをつけるとまた、違った生命感溢れるアピールが可能になります。

アメリカでは上の「トード」系をトレーラーにしたバズベイト(スカート無し)が人気です。

スカートがなくなってしまったバズベイトに、トード系を付けて再利用というのも面白いですね。

タックル

バズベイトに適したタックルはどんなタックルなのでしょうか。

ロッドは、

The best fishing rod to use with a buzzbait would be a medium-heavy or heavy, with a length of 7’ 0” or 7’ 0”, and a tip action of fast.

7フィートあたりの長さに、ティップが入るファストアクションのもの。

パワーはミディアムヘビーミディアムヘビーやヘビーがGOODです。

リールは、

For a reel only use a 6:1 gear ratio, a 5:1 is too slow while a 7:1 is way too fast.

バズベイトに適したギア比は6。ローギアだとちょっと遅すぎで、ハイギアだと速すぎるのですが、これは人によって感じ方、考え方が変わるところです。

ラインはフロロカーボン以外がおすすめ。

フロロラインは沈むので、アクションを殺してしまいます。なのでナイロンやPEの使用がベターです

バズベイトの使い方

最後はバズベイトの操作についてです。

 When fishing the buzzbait, start with your rod tip high when it hits the water. This will keep the buzzbait at the top of the water, then slowly lower your rod tip as it gets closer.

バズベイトを投げ、水面についたらすぐにロッドの先を上げて巻き始めます。

ロッドを立てることで、バズベイトを沈ませずにしっかり水面をキープできます。

バズベイトが近づくにつれて、ゆっくりロッドティップを下げていくと、最後まで水面をキープして泳がせることができます。

ウィードやアシ、立ち木が生えた場所、そしてシャロ―フラット等色んなところで活躍するバズベイト。

岸際を平行に引くのも有効です。

まとめ

今日はバズベイトについてでした。

ちょっと敬遠しがちなルアーですが、巻いていて楽しい&釣れて嬉しいルアーであるのもバズベイト。

バズベイト、ガンガン巻きたくなってきました・・・。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

Thank you for reading!

 

 

 

 

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