僕を育ててくれたベイトリール、11バスワンXTを想う。

大人になって初めて買ったベイトリール、11バスワンXT。

大人になって初めて買ったベイトリールは11バスワンXTというリールでした。

現行のバスワンの一個前のモデルです。

リールのことはよくわからなかったし、そこまでどっぷりバス釣りにはまるとは予想してなかったし、高いもの買ってもしょうがないかなと思ったツリラク。

特に大した理由なく、バスワンを手にしたのでした。

バスワンXTでベイトリールを学ぶ

当時のツリラクは、どんなリールを使っても「なんでも投げられる」と思っていました。

スピニングやベイトフィネスタックルで投げるようなルアーもバスワンで投げられると思ってたんです。

もちろんそれは大間違い

タイニーなプラグやワームを投げては、飛ばないーとかバックラッシュするーとか、そんな感じだったのです。

軽いルアーを飛ばすには

軽いルアーを飛ばすにはどうしたらいいのか。

そんなことを考え始め、色々調べはじめたツリラク。

安いリールはダメなんだな、というとんでもない結論に至ったツリラク。

軽いルアーが得意だというカルカッタコンクエスト50と、飛距離自慢の12アンタレスを買うというクレイジーな行動に出ました。

他のリールと比較してみて

他のリールと比較し、なるほどリールにはそれぞれ得意不得意があるんだなと、そんな今となっては当たり前のことを学びました。

12アンタレスはよく飛ぶ。

けど軽いルアーは苦手。

カルカッタコンクエスト50はあくまでも「軽め」のルアーが得意。

軽すぎるのは苦手。重いルアーだとスプール回りすぎる。

なんてことを知るわけです。

考えればわかることなのかもですが、物理が苦手、いや、頭を使うことができませんで、そんな風にベイトリールの世界を知っていったのでした。

そうそう、同時にロッドも何を投げるかであれこれあーだこーだなんだよっていうのを学んでいった時代でした。

バスワンで練習

とにかくキャスト練習だ!

バックラッシュしないようになるぞー!

と、釣れなくても投げるだけで楽しかったあの頃。

バスワンでキャストを、そしてバス釣りを学んだのでした。

分解を学んだのもこのバスワン。

バックラッシュでラインがハンドル、スタードラグ内に巻き付き、それを除去しようと頑張ってみたことも。

あぁ懐かしのバスワンくんよ。

僕をここまで育ててくれてありがとう。

あぁ愛しのバスワンくんよ。

11バスワンXTを再インプレ

というわけで、あーだこーだ書いてきたわけですが、11バスワンXTがどんなリールなのか。

少しだけ触れたいと思います。

  1. 飛ばない
  2. 巻きパワーがない
  3. 3/8オンスどんぴしゃというコンセプトだが・・・

あぁ愛しの・・・とか言っておいてボロクソいってんじゃねーか!!と、ふざけたことぬかしてんじゃねーぞと。

そう思われると思います。

が、上の3つ、本当なんです(´;ω;`)

飛ばない、というのはですね、実際に「飛ばない」というより、キャストフィールが気持ちよくない、と言ったほうがいいでしょうか。

1/2オンスクラスもしくはそれ以上であれば、11バスワンであろうとなんだろうと、何十メートルも差があります、なんてことはないわけです。

ですので、普通に遠投はできるわけですが、なーんか伸びないような、もう少し飛んでもいいようなというようなフィーリングがあるんです。

2番目の巻きパワーに関しては、ベアリング数の問題なのか、ハンドル回転を支持するメインシャフト部?のベアリング?がないからなのか、引き抵抗を強く感じやすいような。

ノーマルギアだけど、ちょっと巻くのしんどいんです。

3つ目に関しては・・・薄れた記憶なのであれなんですが、「よく使う3/8オンスクラスのルアーを投げるのにーー」というような説明というかキャッチコピーがあったんです、11バスワンXTには。

ちなみに、スプール系34㎜。スプール幅25㎜。糸巻き量は12ポンドが165mというスプールのバスワン君。

3/8オンスクラスをオールラウンドに使える34㎜径っていうのはわかりますが、スプール幅と深溝具合がなかなかで、ぶっちゃけ3/8オンス気持ちよくない!!(大爆発)

と、ここまであーだーこーだ言ってきましたが、ぜーんぜん飛ばないリールなわけじゃないし、バックラッシュしちゃって使いにくすぎワロタなリールでもありません。

が、明確に「エントリーモデル」を感じられる「味わい」が11バスワンXTにはあるのでした。

まとめ

とかなんとか言ってきましたが、そういう色々を学ばせてくれたのは11バスワンXTでして。

ツリラクは思い出の一台として今も嘘偽りなくバスワン君を大事に思っているんです。

あれこれ言いましたが普通に去年だって一昨年だってバスワン君でバスに触れていてですね、今後も大切に使いたいと心から思っているんですよ。

あぁバスワン君。

よし、今度は君と釣りに行こう。

またバスを、またアナザーワンを釣りにいこうじゃないか。

ということで、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

バスワン、現行のモデルどんな感じなのか気になるツリラクでした。

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