リーズナブルで人気のあるゾディアスシリーズ。
今日はゾディアス１６１０MHのレビューになります。
私巻物が大好きなんです。シャッドテールなんかもたまらなく好きなんです。なのでスイムジグを扱えるような竿が欲しいなと思ったわけです。
ノーシンカーならミディアムでもいいのですが、欲しい「ロクテンミディアム」の竿は別にあったので、リーズナブルなゾディアスでテキサスやジグの撃ちの釣りを学んでみたいなと思い、手にしてみました。
「ロクテンという長さ」
ロクテンという長さ（６フィート１０インチ）は２ｍを超える長さなのですが、今まで持っていたのは長くて６フィート６インチ。
通常巻物に使っていたのは６フィートの現代では短めとされるものでした。
で、使用感はどうかというと。
特別長いと感じるわけでもなく、でもまぁジャーキングなんかはしにくいかなという程度。
ゾディアス１６１０1MHは自重が１２０ｇと軽く、投げていても疲労感はたまりにくいですね。
ただ先の方がダルいというか、先に重みを感じるので、スパっ！という軽いキャストフィールは無いかな、という印象です。
「ミディアムヘビー」
ミディアムヘビーを選んだのですが、張りがあってシャキッとして、という竿ではありませんでした。
しゃっきりとはしてないですが、キャスト時にだるさを感じるかといえばそうでもないです。これはハイパワーXというシマノの技術の結果なのでしょうか。
ただ、テキサスやジグを操作するのにもう少し張りがあって、操作感が出るほうが・・・という意見はありそうですね。
私は撃ちの釣りは初心者も初心者で、ほとんどやったことがない、かつまだこの竿で魚をかけておりませんで、そこに関してお話ができません。悪しからず。
「アメリカで」
ゾディアスはアメリカのマーケットを視野に入れてできたロッドだというのは多くの方が知っていることと思います。アメリカで活躍する深江プロも使っていたり。
バスフィッシングの本場のトーナメントでも使われる第一線のロッドなんですよね、ゾディアスは。
決してエクスプライドの廉価版という位置づけではなく、まったくコンセプトの違うロッドなのです。
「使ってみて感じるグッドポイント」
・竿にルアーの重さがよく乗り、飛距離がいい。
・ブレも少なくキャストアキュラシーがいい。
・スイムベイト、スピナーベイト、チャターベイト、テキサスリグにいい。
・ウィードに絡まれてもミディアムヘビーであっても十分引きずり出せる。
竿にルアーの重さがしっかり乗り、はじき出してくれるフィーリングがありますね。3/8ozのジグに５インチサイズのシャッドテールを合わせたスイムジグを投げる際、普通のミディアムロッドでは、竿のパワーが足りない感じがしますが、それはありませんでしたし、ブレもすくないので狙ったところにキャストしやすい感覚はありました。
もし1つ個人的な不満というか、気にする点をあげるとすれば、デザインでしょうか。
カラーが黒と赤なので、少しセットするリールを選ぶというか。
気にしなければいいんですけどね（笑）。
魚をかけていないのと、初ミディアムヘビー、初６フィート１０インチという竿ですので、何とも言えないインプレですが、使い続けてまたインプレしたいと思います！
