もうそろそろお盆ですが、みなさん釣りに行く予定はございますか?
夏も終わりに近づいてますが、このトップが楽しいお盆の間に是非釣りに行きたいものです。
今日はそんなお盆のトップウォーターを楽しむべく、ツリラクのお気に入りペンシルを紹介したいと思います。
ヘドン ザラスプーク
ザラスプークという、歴史的ルアーをご存知でしょうか。
ペンシルベイトといえばザラスプークという名作ルアーですね。
そんなザラスプークを送り出した伝統あるブランド、ヘドン社にはザラスプーク以外にもペンシルベイトがあるんです。
今日はそんな数あるヘドンのペンシルのうちのひとつ、チャギンスプークJr.を紹介するんですが。
ザラスプークをはじめとするヘドンのペンシルは本当に動かしやすいんです。
初心者の方が釣りの経験値を上げるのにぴったりなルアーだと、個人的には思うんです。
トップウォーターって釣れるの?って、ビギナーの頃思いませんでしたか?
でもペンシルベイトにはちゃんと魚は食いついてきます。
バス釣り復帰して1年経ったころ、相模湖に行ったんです。時期は初夏でした。
ザラってキャストフィールが最高なんですよ。
釣れる気がしなかったので、遠投して遊んでたんです。
オープンウォーターをびゅーんと投げて、ドッグウォーク。
キャストとアクションの練習をなんとなくやっていた時でした。
ふわーっとバスが浮いてきたんです。バスだよな、え、ほんとに?と焦るツリラク。
ザラスプークに向かってスピードを上げるバス。
もっと焦るツリラク。
焦りが伝わったのか、バスと目が合ったのか、バスは急に方向を転換し、また深いところへ消えていきました。
この一瞬を今でもはっきり覚えています。釣れなかったんですけどね。
オープンウォーターで、カバーがなくても本気で追いかけてくる大きなバス。
目が合うと本当に逃げるんだ、という初めての経験。
ザラスプークの持つ力に感動をし、信じて投げていこうと心に誓ったのです。
これがその時のザラ。スウェイバックザラスプークというモデルです。
「ソリザラ」の復刻版で、このスウェイバックにはフェザーフックが最初からついてました。
「ソリザラ」についてはいつかまた違う機会に。
チャギンスプークJr.
やっとチャギンスプークについてです(笑)。
チャギンスプークには種類というかサイズが2つ用意されています。
私が使っているのは小さいジュニアの方。とはいえ、重さは1/2オンスあります。
なのでベイトタックルでの使用になります。超飛びます。
特徴はこの口。カップ状になっています。
そのカップから生まれるスプラッシュやサウンドでバスを引き寄せます。
このチャギンスプークには二つのラトルがボディ内部に入っています。このラトルが生む音も、バスを深いところから引っ張ってくる一つの要素です。
あとはなによりも飛沫。
スプラッシュは、ルアーの持つシルエットをぼかしてくれるんです。
スプラッシュがルアーらしさを消し、かつ魚を騙してくれるわけです。
釣れるトップウォータープラグにスプラッシュあり、です。
タックル
チャギンスプークをどんなタックルで扱うか。
上にも書きましたが、ジュニアサイズと言っても1/2オンスありますので、ミディアムからミディアムヘビークラスのロッドが良いと思います。
重要なのは長さで、短めのロッドのほうがドッグウォークさせやすいんです。
ドッグウォークしやすいルアーなので、このルアーでドッグウォークを練習するといいと思います。ドッグウォークって意外と難しいので、長すぎるロッドだと慣れるのに時間がかかると思います。
スナップは使うか
ライン直結でもしっかり首を振ってくれるんです、チャギンスプーク。
しかしもっと大きく首を振ってほしいと思うようであれば、スナップやスプリットリングを使うといいでしょう。
カラーについて
オススメカラーは写真のボーンカラー。
上から見ると白いので視認性はまぁまぁです。
バスが下から見上げた時は派手に目立つカラーではないので、水中からはナチュラルに見えます。
クロームカラーやクリアカラーはボーンカラーと反対にギラっとアピールする強めのカラーという位置づけになります。
最後に
繰り返しなのですが、本当に動かしやすいんです、このルアー。
それが魅力なんです。
初心者の方がキャストやアクションの練習をするのにもってこいだと、本当に思います。
トップが苦手、アメリカンルアーで釣りたいという方、このお盆にチャギンスプークを投げ倒してみてはいかがでしょうか。
Thank you for reading!