先日こんな記事を書きました。
一万円以内で買える新品のロッドに、どんなものがあるのか調べたくて記事にしたんです。
書いてから色々考えていたんです。他の選択肢はないのかっていうことをですね。
今日は今までの自分を振り返り、ロッド選びについてお話できたらと思います。
ロッドの選び方
竿選びの基準①
至極当たり前ですが、予算が第一段階にありますよね。
高いもの買う余裕なんてない、となれば必然的に低価格帯のロッドになるわけです。
もしくは中古という選択肢。
例えばダイワに「エアエッジ」というロッドがあります。値段的に言えばダイワ的ゾディアスのクロノスというロッドのちょい上あたりに位置するロッドで、ネットで見る限り、2017年のニューモデルは1万7千円台となっています。
でも前のモデルを中古で見ると、1万円を切ったりするんですよね。黄色いお店で「え?」と思ったこともしばしば。ついつい手を出しそうになってしまいます。
ロッドこそ新品をと思う方もいらっしゃるかと思います。ロッドであれ、リールであれ、まず新品の感じを知らないと「はずれ」か否かがわからないので、ビギナーはとりあえず新品を、という考え方もありますね。
中古のリールの当たり外れは実際に手にしてみてもわからないことがあります。いつかこれは記事にできたらと思いますが、ロッドはそれに比べると大きく当たり外れがないような気はします。
先日めちゃくちゃ綺麗で格安な01ステラに出会ったのですが、ゴリ感があったので諦めました。綺麗でも中身はわからないですし、オーバーホールや各部調整なんか朝飯前という方じゃない限り、避けた方がいいのかなという気はします。
ロッドにもそういうことはあるかもしれません。綺麗でも腰が無く、張りがないみたいな。そんなロッドの外観が綺麗なことはありえないかもしれませんが(笑)。
とにかく、あの頃のハイエンドや新品だと高いロッドに手が届くチャンスがあるのが中古市場ですので、中古には中古の魅力があるんです。正直ツリラクも中古のロッドに手を出してますからね。
ただ難しいのが、中古の出会いは「運命的」であるということ。
欲しいモデルが売っているかどうかは運命次第です。
黄色いお店であれば、在庫共有システムなるシステムで取り寄せてもらえたりしますが、ネットで確認できるものは大体いい値段します。ネットに載せていない、魅力的なコンディション&値段の竿もしくはリールに出会えるかは本当に運命です・・・。
だからつい出会ってしまうと大変。店を離れられなくなりますね。
竿選びの基準②
またまた超絶当たり前なことになりますが、どんな釣りをしたいかがロッド選びの基準になりますね。
例えば、クランクベイト投げ倒したいからクランク竿欲しいなあと思えば、グラスロッドやクランク用と銘打たれたロッドを探します。ビッグベイトやりたければ投げたいルアーを背負える竿を探します。
まずそういった用途を考えることが、どの竿にするかの第一歩になります。
例えば、「ソリッドティップの竿が欲しい」と思っている場合、この間の記事でいうとメジャークラフトのファーストキャストや、アブガルシアのバスフィールド、ダイワのバスX、シマノのルアーマチック、バスワンRといったモデルは選択肢から消えることになります。
なぜならそれらモデルにはソリッドティップモデルがないからです。
とはいえ、それは格安モデルを中心に竿を選ぶ際に起こりうる話であって、1万~3万くらいの予算があれば、自分の欲しいモデルから、やりたい釣りに適した番手を買うことができるでしょう。
例えばシマノのゾディアスやエクスプライドなんかは本当に多くの種類のアクションや長さのモデルが用意されていて、困ったらゾディアス、エクスプライド選んどけみたいなレベルですよね。シマノ党もしくは、ブランド気にしない方であればですけどね(笑)。
竿選びの基準③
竿を選ぶ際に気にするのが「コスメ」。簡単に言えばデザイン、見た目ですね。
バスフィッシングはカッコいいものです。そう信じてやまないんですが、
先日の記事で16ストラディックについて話している中で、ゾディアスとストラディックが合わさるとトータルコーディネートじゃないですが、かっこよく見えるということを書きました。
気にしなくても全然いいポイントかと思いますが、ロッド選びやリール選びが楽しくなる要素かなと個人的には思います。
ロッドとリールがマッチしてると釣りをしていても楽しいのはツリラクだけではないはず!?
番外編
新品でも中古でもないというか、ちょっとしたオルタナティブがあります。
いってしまえば新品なのですが。
それは何かというと「海外通販」です。
タックルウェアハウスやebayと言ったサイトを使ってロッドやリールを購入するという、個人輸入ですね。
海外のサイトを見ていると、意外とリーズナブルなものに出会えたり。
日本のロッドは正直高いと思うんですよ。新品で買うと。
安くて実力のあるロッドもそれはありますが、選択肢が少ないですよね。アンダー1万5千円でハイスペックな選択肢って本当に限られていると思います。
アメリカはドルでいうと、60ドル~100ドルの価格帯にかなりの選択肢があるんです。以前紹介した13FishingのOMENも安かったです。
これはアブガルシアのベリタスというロッドのクランキングモデルです。
これも非常に安かったです。80ドルくらいだったかな。またインプレは書こうと思うんですが、7フィートの竿なのに、クランク竿なのに非常に軽くて驚きました。
ということで、アメリカから何かを輸入してみるというのも立派な選択肢です。でもどうやって、という方も多いと思いますので、ガイド記事もいつか書けたらいいなと思ってます。
まとめ
竿選びについて、そんなこと当たり前だろと言われてしまうようなことを書いてきました(笑)。
17セドナに合わせるロッドをどうしよう、と考えるのが楽しかったんです。
そのプロセスが本当に楽しくて、どんなことを考えながら選んでいるかを記事にしてみようかなと思った次第です。
予算、用途、デザインをメインテーマにしてきましたが、他にみなさんはどんなことを気にしますか?
あと最後に挙げるなら「軽さ」でしょうか?
スピニングなんかの場合特に、「軽さ」は気にしてもいいかもしれないですね。
でもスピニングロッドは低価格帯でも十分に軽かったりするんですよ。そんなに違いがないかなと思いあえて触れませんでした。
ちなみにバスフィールドの622ULは90gですって・・・。