実はといいますか、スピニングの釣りが下手なツリラクです。
というか釣り自体本当に下手なんですが・・・。
釣れるけど自信があんまりないリグってないですか?
ツリラクにとってはそれがワッキーリグなんです。
好きになりたいけどなれてない、そんなワッキーについて今日は帝王ケヴィンバンダムのお話から学んでいきたいと思います。
The power of the wacky rig
今日はBASSMASTERの記事、“The power of the wacky rig”(ワッキーリグの力)を紹介します。ケヴィンヴァンダムがワッキーリグを語るということで、しっかり勉強したいと思います。
ケヴィンヴァンダムがワッキーを、というのはイメージにない人も多いようで、自らもそう認めながら、ワッキーリグの強さを語り始めます。
記事を抜粋しながら翻訳していきたいと思います。
投げどころ
Like now. Fish are beginning to spawn in the southern half of the country and bass are more fickle about lure presentations than any other time of the year.
Sometimes you need to show the fish a little different action to get them to bite.
The wacky rig also works well around boat docks, under overhanging trees or even in a little current. It’s ideal when the fish are being heavily pressured in clear water.
(まさに今(春)、アメリカの南部ではバスが産卵を始めてますが、この時期のバスは他のどのシーズンよりもルアーのアクションにうるさいんです。
いつもとは違ったアクションを付けないと釣れないということになってしまう。
違ったアクションを演出するのに有効なだけでなく、ワッキーリグはボートドッグや、オーバーハングもしくは小さなカレントでも力を発揮します。これは、クリアウォーターのハイプレッシャーな状況においても有効な理想的なリグであるということです。
ワッキーは落として使う、そんなイメージがありました。
今までもボートで釣りをする際オーバーハング下に落として釣っていましたが、カレントでも効くんですね。流して使うのでしょうか。
ワッキー特有のアクションが春に効くというのは知りませんでした。
ダウンショットワッキー
I also wacky rig for drop shotting either a 4-inch Strike King Ocho (stick worm) or a Dream Shot. Both provide tantalizing action and give the fish something that they may not have seen before.
(私はダウンショットワッキーもよく投げます。4インチのキングオチョかドリームショット(どちらもストライクキングのワーム)を多用します。どちらのワームも魚が今まで見たことが無いような、焦らすアクションを演出します)
King OchoとDream Shotはこんな感じのワームです。
これらをダウンショットワッキーで使うのがケヴィン流なんですね。
ノーシンカーワッキー
普段はレギュラーサイズのOchoやFat Baby Finesse Wormを投げ、それが効かなければ6 1/2インチのFiness Wormに変えるんだとか。
Finesse Wormはフォール時のアクションは弱いが、トゥイッチを入れるとボディが反ってまた戻るというアクションが入り、それがいいんだそう。Ochoは絶妙なシミ―フォールをするということで、こういったアクションの違いで使い分けるようです。
カットテールとセンコーもワッキーで使う時、こういう考え方で使いわければいいのかも。
攻めのワッキーならカットテール。ちょっとスローに、ナチュラルにというときはセンコーという感じでしょうか。イメージは湧きますよね。
またケヴィンヴァンダムはOリングを使ってワームが千切れてすぐ使えなくなるのを防いでいるみたいです。
ウェイトを調整したい時
If fishing in deeper water or with a bait that doesn’t have much salt, I will weight the hook with lead wire that I get from Bass Pro Shops fly tying department. It is fine wire that I wrap on the shank next to the eyelet and can add whatever I need to get the fall rate I want.
(もし深いところで釣りをするなら、もしくはワームに塩があまり入っていない軽いものであれば、バスプロショップスのフライ用品にあるリード線を使い、フックに重みを持たせます。シャンクからラインアイまで巻き付けるのですが、これでフォール速度を自分の好きなように変えることができます。
糸おもりをフックに巻き付けるような感じでしょうか。
フォールスピードを速めたいときってありますよね。フックを糸おもり的なもので重くするという発想はなかったです・・・。ケヴィンヴァンダム師匠さすがです。
また根がかりなどを防ぐため、30ポンドのフロロカーボンラインを使ってガードを付ける細工もしているんだとか。手が不器用なツリラクは市販のガード付きのものを買います(笑)。
タックル
I prefer to use wacky rigs on spinning tackle with 15-pound braid and 10- or 12-pound fluorocarbon leader combination. The key is to make sure you have a long enough fluorocarbon leader that you get a good sink rate.
(15ポンドのPEに10~12ポンドのフロロのリーダーのスピニングタックルでワッキーをやります。大切なことはリーダーを長めにとるということ。長めにとることで、フロロラインの重さで良いフォールスピードになります。)
PEにフロロのリーダー、そしてリーダーは長めに。
これが皇帝のワッキータックル。
PEは浮力があるので、リーダーのフロロを長めにとることでフォールスピードに影響がないようにするんですね。
まとめ
皇帝のワッキーリグについての記事でした。
マス針に糸おもりを巻く、っていうのはちょっとやってみたいですね。フォールスピードを速くしたいときは結構あるのでこれはやってみたい。
あとは攻め方を変えるとき、ワームの種類も変えるということ。
当たり前のことなんですが、棒っぽいワームならなんでも同じなわけはなく、スティックベイトとストレートワームではプレゼンテーションの仕方が違うということですね。
ちゃんと考えて釣りをしようと改めて思わされました・・・。
ワッキーを学ぶ道は続きます。
Thank you for reading!