フリッピング&ピッチングに最適な一本を考える。

Photo by Bassmaster

フリッピングはやったこともやり方もよくわかりません(-_-;)

ピッチングは下手です(-_-;)

そんな自分なので、今日はグレッグハックニーの記事、“Picking the right pitchin’and flippin’ stick”を読み、フリッピン&ピッチンとそのロッドについて勉強してみたいと思います。

ピッチング&フリッピングの肝

フリッピング&ピッチングがしっかりできないと、バスを効率よく獲れないよとグレッグ。

そんなフリッピング&ピッチング(以下P&F)トークにおいて、リグやワームを何にするかはよくテーマに挙がりますが、それと同じくらい大事になるのが「どんなロッドを使うのか」ということ。

ということでグレッグのP&F用ロッド論のスタートです。

まず大事な考え方

You must be able to put your bait where it needs to be — accuracy is critically important with both of these techniques — and you must be able to do it all day without wearing yourself out.

P&Fをするにあたって大事なポイントは、狙いたいポイントへ正確にルアーを送れるかということ。

正確さが超絶重要なこの釣り。

正確に撃てるロッドであること、またそれを続けられる、疲れにくい竿を選ぼう、とグレッグは言います。

グレッグハックニーのロッド①

I use two different rods when I pitch and flip. It depends on what type of line I’m using. With fluorocarbon I go with a 7-foot, 10-inch heavy action, fast tip model. The idea is to have a lot of backbone and a tip with some give in it.

グレッグハックニーは2本のロッドをP&Fに使っているそうです。

フロロカーボンラインには7フィート10インチのヘビーアクション、ファストティップモデル。

フロロは多少伸びるということで、ティップがファストアクションのものを使うのがグレッグ的思考です。

強いロッドと組み合わせることで、フロロの伸びを補うんですね。

もうひとつ、グレッグハックニーが意識するのは長さ

長ければ、長い距離のピッチング、フリッピングが可能になると同時に、暴れるバスをいなしやすくなる、とグレッグは言います。

短いロッドはどうかというと、短いロッドにも良さはあると考えるグレッグ。

当たり前ですが、もし背が低ければ短いロッドの方が扱いやすく上達しやすいので、短いロッドが有利になります。

また短いロッドであれば、P&F用のテキサスという用途だけでなく、他の用途にも使えるメリットがあるとグレッグは言います。

グレッグハックニーのロッド②

When I’m using braid I go with a slower action rod. Braid is a wonderful line, but it’s unforgiving— no stretch.

PEを使うときはまた少し違うロッドを使うというグレッグハックニー。

PEは伸びないということで、ロッドがある程度曲がらないとテンションをキープできません。

なので、7フィート11インチのスローアクションのロッドを使うのがグレッグ流。

ハンドルの位置までグーっと曲がる程のものを使うんだとか。

グレッグハックニーのリール

リールはハイスピードなものが言いということで、8.1:1のギア比をセレクトしております。

忘れちゃいけない大事なこと

最後に大事なことととして、グレッグが付け加えるのは、品質の高い、ある程度値段のするものを使うべきだということ。

ロッドにかかる負荷は相当なので、安物には注意ということです。

それだけでなく、バスロッド界共通の「基準」はないので、表記が同じヘビーでも、ファストアクションでも、それぞれが異なる味付けだということに注意すること、とグレッグハックニーは言います。

もうひとつ注意することとして、軽いロッドを挙げています。

お店ではフィーリングがよくても、重めのリグになるP&Fの釣りでは、その軽さが疲労に繋がることもあると言います。

重めのロッドである方が、腕にかかる負荷は軽くなるというグレッグハックニーのアドバイスでした。

まとめ

グレッグハックニー式P&Fロッド論でした。

日本の、特に関東でやるピッチング&フリッピングはアメリカのそれとは少し文脈が違うのかなと思いますが、勉強になる記事でした。

触って、使い込んでやっとわかるP&F用ロッド。

自分にとって最高のP&Fロッド選びは非常に難しそうですね(-_-;)

ここまでお読みいただきありがとうございました!

Thank you for reading!

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