小学生の時にグランダー武蔵が流行った世代のツリラクです。
小学校高学年の時、ちょっと遠くのイトーヨーカ堂かなんかに自転車を走らせて、おもちゃ売り場にグランダールアーがあるか探し回ったのを覚えています。
ジムこと村田基さんのテクニカルなキャストがかっこよくて。
自分よりもがっつりバス釣りやってた友だちが、ある日スコーピオンを見せてくれたのもあの頃。
ワインレッドのボディ。Scorpionの文字。ベイトリール。
スピニングリールを使っている自分が少し残念に思えた、そんな幼き日。
とにかくカッコよく見えた。
そんなスコーピオンは今でもやっぱり魅力的なわけです。
今日は最新の技術が盛り込まれたモダンスコーピオン、スコーピオンDCがやっぱり気になるよねっていう記事です。
17スコーピオンDC
今年発売のI-DC5搭載機、17スコーピオンDC。
「DC」が搭載です。Degital ControlでDC。
アメリカのYoutuberが、Degital Chip(デジタルチップ)が入ってるんだぞ!とウキウキワクワクで08メタDCを手にする動画を観ました。
そのワクワク、よくわかります。デジタルってのは昭和生まれのハートを掴むワードなんですから。
スコーピオンというブランド
シマノと言えばスコーピオン。スコーピオンと言えばシマノというのは言い過ぎでしょうか。
手に届きやすい価格だけど実力派のリール。そして教科書的でスタンダードなリールといえばスコーピオンシリーズです。
迷ったらスコーピオン買っとけば間違いないという方も多いと思います。
そんなスコーピオンシリーズのDC版かつ最新モデルが残念なわけない、と思っているわけです。
スコーピオンシリーズは現在、
スコーピオン
NEWスコーピオン
スコーピオンBFS
スコーピオンDC
という豊富なラインナップになってます。
ビッグベイトや太いラインを使用したヘビーな釣りに対応する無印スコーピオン。
軽量なプラグに対応できるライトバーサタイルなモデルはNEWスコーピオンの16スコーピオン。
ベイトフィネスをやりたい、シマノのマグネットブレーキを味わいたいという方にはスコーピオンBFS。
ハード&ヘビーをテーマに、かつローギアが欲しいという場合は、スコーピオンのユニバーサルモデル、クラドという選択肢も。
気になる点と試投で感じたこと
このスコーピオンDC、自重が215gとちょっと重めです。
ここが実際どうなのか、そしてI-DC5というDCブレーキは「効きすぎ」るというか、飛距離はどんなものなのか、という興味というか不安というかがありました。
バサクラに行ってきたわけですが、そこでこのスコーピオンDCを使う機会を得ることができました。
ロッドはポイズン・・・(申し訳ありません、写真を撮ってくれば忘れずに済んだのですが、モデルと番手を忘れてしまいました)で、18gのラバーシンカーを投げてみました。
風は強めですがブレーキダイヤルを二番目に弱い2で投げてみたのですが、ぶっ飛びです。
ちなみにI-DC5のブレーキ設定イメージはこのような感じです。
そりゃ18gのラバーシンカーだし、良いロッドについていればぶっ飛びますよね(笑)。
でも驚いたのがブレーキの1。さすがに糸はふくらみ、怪しいかなーと思いましたがバックラッシュせず。
まったくしないことはないのですが、それでもよく飛んでくれましたし、DCの音が気持ちいいです。
それだけではつまらないので、メタニウムDCと投げ比べをし、もう少し理解を深めようと努めました。
やっぱりメタニウムDCは軽いです。スコーピオンDCの味しか知らなければ十分満足だと思いますが、メタニウムDCを投げればその軽さと軽さ故の扱いやすさにちょっと驚きます。
とはいえ使ったことのないオートマチックなスコーピオンDCは楽しく、結構欲しくなってしまいました・・・。
まとめ
現行のDC搭載機で最も手の届きやすい価格のスコーピオンDC。
ベイトリールのストレス、バックラッシュを根絶やしにまではできませんが、デジタルかつオートマチックにブレーキをかけてくれるDCブレーキは道具好きにとって無視できない存在です。
憧れだったスコーピオン。
そんなスコーピオンに憧れのDCときたら無視できないに決まっているんです。
投げてみて多少重くは感じますが、ベイトフィネス機でもないですし、ここはOKかと思います。
スコーピオンDC、ちょっと本気で悩んでます。あの風の中バックラッシュしないのには驚きだなぁ。
あ、タトゥーラSVも欲しかったんだ・・・。重症ですね。
Thank you for reading!