バス釣り復帰時も、バス釣りを始めた小学生の頃も、スピナーベイトはどちらかというと興味のわかないルアーでした。
理由はその見た目。なにこれ?っていうのが先行して敬遠していました。
が、あるときからスピナーベイトで釣りまくるのってかっこよくない?と、思うように。
リアリスティックに何かを模しているわけでなく、不思議な見た目。ストロングでワイルドないかにもバス釣りっぽいルアー。
これでバシバシ釣ってたら渋いなーと思い、スピナーベイトの世界にはまってしまったのです。
今日はそんなツリラクの、これ投げてダメだったら諦めがつくわというスピナーベイト、四つ紹介したいと思います。
レイドジャパン レベルスピン
大人気レイドジャパンのレベルスピンです。
その名の通り、水平な姿勢が特徴的なスピナーベイトです。
スピナーベイトは水中で見ると意外にフックが下にさがってるんですが、このレベルスピンはフックが割りと水平に近い角度で泳いできます。
バスがこれを好きなのか嫌いなのか、どこまで気にしているのかわかりませんが、人間的にはこの水中姿勢が「自然」でいいなと感じるわけです。
レベルスピンは割りと巻き抵抗のあるスピナーベイトで、強めの波動、バイブレーションを生み出し、バスに強くアピールします。
アームがそこまで強くなく、大きいのがかかるとグニャリといってしまうのが難点です。
割りとじっくり巻いてこれるタイプのスピナーベイトだと思います。
丁寧に、ここというところを引きたいときや、とにかくわかんないけど広範囲に引いて魚を呼びたいときもレベルスピンはオススメです。
エバーグリーン Dゾーン
これはもうツリラクが説明しなくてもいいスピナーベイトですね。
とある人気スピナーベイトを巻いているツリラクの横で、Dゾーンを巻いている友人が簡単に魚を釣り上げてしまうというショッキングな出来事がありました。
たまたま居合わせただけだと思うんですが、でも負けてしまったことには間違いないです。
このDゾーンもアームは弱めで、そこまで大きくない魚でも釣り上げれば曲がってしまいますが、一匹入魂の根性スピナベなので仕方ないです。
アームの弱さを引き換えに、Dゾーンしか出せない波動があると考えるしかないですね。
このDゾーンでは、ファイヤータイガーカラーのダブルウィローで35ないくらいを、ホームリバーで夏前に釣ってますが、残念ながらまだその一匹…
Dゾーンの弟分であるDゾーンフライという反則サイズのスピナーベイトには小規模フィールド遊びで大変お世話になっております。
ノリーズ クリスタルS
ノリーズ、田辺哲男氏の魂の一品がこれ。
ディーパーレンジやシャローロールなどなど・・・色々なラインナップが用意されていますが、ツリラクがオススメするのはオリジナル。
引き抵抗が絶妙で、いかにもスピナーベイトを巻いているという感覚を味わえます。
スピナーベイトがどのレンジを泳いでいるのか、重さを変えると、スピードを変えると、というスピナベの勉強にうってつけのモデルです。
スピナベに慣れるために一時期これしか投げないという修行をしたお陰で、水中でどんな風に泳いでいるのかを頭でイメージできるようになり、レンジコントロールの大切さを学びました。
スローで引いてもブレードが回転してくれるので、このスピナベもじっくりバスにアピールし、引き寄せることができます。
そこまで値段は高くなく、かつ作りがしっかりした、信頼のおけるスピナベはクリスタルSです。
O.S.P ハイピッチャー
これも王道ですよね。ありきたりな感じかもしれませんが、ここでハイピッチャーなのには理由があります。
今まで挙げてきたモデルと異なり、このハイピッチャーはスピーディーに扱えます。
ガンガンいろんなところを速いスピードで巻いてこれるので、時間が無いときはハイピッチャーでとりあえず、と頼りたくなります。
サイズ的にもこれまで挙げた3種より一回り小さく、サイズ問わずに口を使わせることができます。
すごく素直なスピナーベイトで、比較的大人しい印象です。他のスピナベ投げていて、これにチェンジしたら釣れるということも。
コスパが良く、カラーや重さを色々揃えやすいのもGOODです。
まとめ
誰もが一度は手にしたことがあるだろうスピナーベイトたちだったと思います。
とりあえずスピナベで釣ってみたいんだけど、と誰かに相談されたらこの中のものを紹介して一日投げ続けてもらえばいいかなと思います。
スピナベから学んだことは多いんです。
上にも書きましたが、レンジキープの大切さ、どこを泳がせているかを把握することの大切さ、ルアーが持つ力を発揮する巻きスピードについて等々、本当に勉強になりました。
一番勉強になったのは「投げ切ることの大切さ」かな。
諦めないで一つのルアーをずっと投げ続けてみること。一日それだけでやり通すこと。結果が出ても出なくても本当に勉強になります。「引っかからない」というスピナベの長所も、勉強になるルアーとして重要な要素ですね。
巻きではスピナベ。撃ちではテキサス。この二つをしっかりやり切ると、見えるようになることが多いかなと個人的な経験から思います。
下手くそが何を言うって感じですが(汗)。
ということで、ありきたりなスピナベ4選でした(笑)。
Thank you for reading!