釣れなくったって、投げてるだけで楽しかった。
その気持ちは今も変わらず、釣れないのも変わらず。
もっと変わらないのは釣れたら震えるほど嬉しいということ。
突然すみません。TsuriLuckです。
今日は、思い出のルアーを引っ張り出してみます。
上州屋と僕
中学生の頃、バス釣りに行く準備をするなら上州屋でした。
メガバスやエバーグリーンが大人気だったあの頃。
お店の人が小さいかごを持って、こっちにやって来るんです。
「メガバス入ったよ」って言いながら、かごの中を見せてくれて。
お店に並べてないルアーだよ。特別だよ、とか言われて。
メガバスがなんなのか全く知らないくせに、そんなこと言われたら「うわー。これならバスが簡単につれるのかー。すごいなー。」と思っちゃいますよね。思っちゃいました。
中1ですからね。
で、手にしたのが1/2オンスのVフラット。
高かったけどワクワクして買いました。
小型スピニングにべろんべろんのロッドしかないのに。普通にそれで投げられると思ってました。
でも失くしたくなくて、投げずに大切に宝物のように持っていました。
ケンクラフト
メガバス欲しいなぁという気持ちが強くなり、上州屋に顔を出すようになりました。
また声かけてくれるかなって。
が、なかなかかけてくれない。
結局Vフラット以降、メガバスのルアーを目にすることはありませんでした。
で、何が目に入ったかというと。
もちろんケンクラフトです。
上州屋といえばケンクラフトでしたから。
そしてあるルアーに出会います。
バスパー
ケンクラフト渾身のポッパー、バスパーです。
バスがバスを食うのか、という疑問などどうでも良くなるほどに、当時このデザインに惚れてしまいました。
レーベルが好きだという記事を書きましたが、こういうリアルな感じというか、まんま感が好きだったんです。
当時メガバスのPOPーXが入手困難なレアアイテムで有名でした。
そのPOPーXのパクリだと揶揄されたバスパー。
POPーXのことも、パクリだと言われてたこともなんにも知らない中1だったので、ピュアにこのルアーを大切にしていました。
復帰直後に投げたのもこのルアーです。アクションの付け方全くわかってなかったんですけどね。
デフォルメされた可愛いブラックバスちゃんなルックスがお気に入りでしたが、結局一度もブラックバスを釣ることなく今に至っています。
リニージクワイエット
リニージクワイエットなのかリニージクワイアットなのか、よくわからないです(汗)。
これもまたドッグXのパクリだと揶揄されていたようですが、もちろんその当時そんなことは知らずに、この古代魚のような、当時はリアル度が高かったこのルアーがかっこよくて。
とはいっても、釣りに関する知識は今よりもっと低い、小2レベルだったので、このルアーの使い方なんか全くわからなかったです。
アクションの付け方もわからないし、とりあえず投げれば釣れるだろうと思ってました。
ウキウキして投げた一投目。
リニージクワイエットは遥か遠く、対岸のアシへ飛んでいってしまいました。
飛距離抜群という意味じゃないです。
ラインブレイクです(笑)。
スピニングタックルにほっそいライン。結ぶのもちゃんとできてなかったでしょう。
大切なルアーが飛んでいく、あの悲しみったらないですよね。
回収したラインに何もついていない、あの悲しみったらないですよね。
そこで初めて知るんです。
重いルアーはちゃんと結ぼうって。
スピニングタックルで重いペンシルって違うでしょとは、まだ気づけなかったと思います。
あと、気に入ってるルアーは投げないようにしようって思いました(笑)。
あ、このルアー、同じルアーでもカラーによってウロコの彫りがあるかないか変わるんです。
芸が細かいんですよ、実は。
その他ケンクラフトルアー
思い出があるのは上の2つですが、バス復帰後に黄色いお店で色々ケンクラのルアーと出会いました。
たとえばこんなバイブレーションとか。
エラストマー素材のテールがついてるんですよ。
あとは、こんなクランクベイトとか。
こんなスピナーベイトとか。
全部リニージシリーズって名前だったような。
リニージバイブにリニージクランクにリニージスピンであってるかな。
今ならちゃんと使いこなしてあげられる!今度一緒に釣りに行こう!と言いながらルアーケースになかなか忍ばさず(笑)。Kenごめんね!(笑)。
まとめ
ケンクラフトの思い出は、小さい頃の記憶です。
ケンクラフトのルアーを触ると少しだけあの頃の気持ち、フィーリングをフラッシュバックさせることができます。
これもまたルアーの醍醐味です。
今では中古でしか手に入らないから、高価なものじゃないけれど、無くしたくなくて持ってかないんです。
でもたまには使ってあげた方がいいのかな。
来年の夏、バスパーで釣ってみようかな。多分死ぬほど嬉しいだろうな。
それまでに腕を磨こう。そうしよう。
今日もお読み頂き、ありがとうございました!
Thank you for reading!