「冬=ビッグバス」という方程式

冬のバス釣りというとイメージするものはなんでしょう。

バイブレーション、鉄板、などなど。

冬のバスは釣れればデカイ、という話もございます。

今日は冬のバスがデカイ、というテーマについて、Bassmasterの記事、“Two words for winter:big fish”を翻訳し、迫りたいと思います。

 

ビッグフィッシュ

If the first two words you associate with winter are “cold weather,” I’d suggest you try these instead: “big fish.” The cold part is certainly not inaccurate, but I like catching big fish and this is a good time of year to do so.

冬は「寒い」とまず頭に思い浮かべるアングラーのあなたに、冬と言えば「ビッグフィッシュ」を思い浮かべるよう、提案します。

寒いっていうのは間違いないんですが、この時期だからこそ大きい魚が獲れますし、だからこそ私はこの時期が好きなんです。

 

バイト数は減る

In the summer, you might hit a magic spot and catch 70-80 bass in a day. And not that you can’t do that in the wintertime — you can; but even when you get around a group of fish, your numbers will be way down. You may only get five to eight fish to bite, but your chances of getting the big ones in that group to bite go way up.

Bottom line: The cold weather that can shut down the bite on the smaller fish, it ignites the bigger fish.

夏であればとにかくよく釣れる場所に当たると70から80のバスを釣ることも出来るでしょう。冬にそれはなかなかできないです、が、できないといいますか、群れにうまく出くわして、沢山釣ることは可能ですが、夏ほど多くは釣れないですよね。5匹から8匹くらいのバイトを得ることはできるでしょう。ただ、デカイ魚のバイトを得るチャンスがそこにはあるんです。

要点:小さい魚のバイトは減る。が、デカイ魚のスイッチは入る。

小さい魚は寒くなると体力を維持しようとするのでしょうか。

バイトが減ることが、なぜデカバスのスイッチを入れるのか、それともデカバスは寒さなんて関係ないっていうことなのか。

小さいバスは動けないけど、デカバスのスイッチを入れる。

デカバスはエネルギーに蓄えがあり、動ける。

ということでいいのでしょうか・・・。

冬のバスがデカイ理由

Also, the fish are heavy with eggs, so they’re swollen to their largest size of the year. The bass aren’t burning many calories in the colder water, so they retain most of their weight through winter. In fact, if you look at the record books, most of the fish over 8 pounds get caught during the coldest months — from December until right before the spawn starts.

魚は卵を抱えることでとても重くなります。産卵の準備へ向かうこの時期は自ずと年間で一番大きなサイズになっていきます。冷たい水のなかでは、バスはカロリーをあまり燃やしません。それもあって、体重がキープされるのです。実際、過去のレコードバスをチェックすれば、それらの多くが12月から産卵の前までの寒い冬に釣られているんです。

なるほど、記録に残るバスっていうのは冬場に集中するんですね。

たまごの分だけ体が重くなると。

さらに、あまり動かず脂肪を消費しないようにするため、「メタボリック」になるんですね(笑)。

ちなみに琵琶湖で、栗田さんが釣ったワールドレコードは7月みたいです(笑)。

となると価値ある、本当のバケモノを栗田さんは釣った、そして琵琶湖にはそんなポテンシャルがあるということですね。

冬のバスの居場所

When I’m looking for winter bass, I’m trying to find groups of fish; I’m not just going down the bank and hoping I find one. Whether I’m shallow or deep, I’m looking for concentrations of fish.

I will say that the one commonality in my winter fishing is that there’s always access to deep water. Sometimes we get long stretches of mild weather in the winter, but in case the conditions deteriorate, the fish are still going to be close to the deep water; and often, no more than a cast away.

冬のバス釣りをする際、私は一匹を探すのではなく、「群れ」を見つけるようにしています。浅いとこであろうと、深いところであろうと、魚影の濃いところを探すのです。

冬であれば何月であろうと、基本的にバスは深場に集中すると考えてもいいと思います。時に、暖かい日が続くこともありますが、魚は状況の悪化に備えて、深場から遠くに動こうとしないケースも結構あるんです。

まず大事なのは「群れ」を見つけるということ。

ベイトの群れを見つけることもですし、バスそのもののスクールを見つけるのが大事だというんですね。

更に著者は「水温」の変化の仕方についても触れています。

水の深いところは比較的に温度が変わりにくいので、安定した温度であるディープというのがやはりバスにとってベターな居場所なんですね。

どう釣るか①

So, how do I catch winter fish? Well, there are several ways and I’ll start by briefly saying that one of the more effective winter options is one that is not allowed in Bassmaster Elite Series events — the YUM Flash Mob Junior.

ここから著者のルアーセレクトになります。

まずはYUM “The YUM Flash Mob Jr.”というルアー。

 

出典:Tacklewarehouse

 

アラバマ系のルアーがまず紹介されました。

バスマスタエリートシリーズでは使用禁止のルアーみたいなんですが、アラバマの破壊力は冬の厳しさを凌駕するんですね。

このフラッシュモブ、ワームやジグヘッドは別売りですので、お求めの際はお気を付けを。

どう釣るか②

My personal favorite way to catch winter bass is swimming a jig. Around heavy cover, I’ll use a 1/2- to 3/4-ounce Booyah Boo Jig with a 3 1/4-inch YUM Chunk trailer. Over gravel or rocky bottom, I’ll use a War Eagle football jig with the same trailer. If I’m fishing bluffs — especially bluff transitions — I’ll use a 3/8- to 1/2-ounce War Eagle Heavy Finesse round head jig with a smaller YUM Chunk or a Craw Papi.

2つ目に挙がったのは「ジグ」。

ヘビーカバー周辺を攻めるのには1/2オンスから3/4オンスのあーキーヘッドタイプにジグにチャンクをトレーラーにセットするのが、著者のフェイバリットなんだとか。

ボトムが岩であればフットボールジグ。トレーラーは同じです。

崖を撃つ場合は少し小さめ、フィネスなジグをチョイスでトレーラーもクローパピーという小さめのものに変えるんだそう。

ジグ撃ったり、アラバマやったり。こういう釣りで魚を獲るスタイル、憧れです。

どう釣るか③

The other bait I like for winter bass is a Booyah One Knocker lipless crankbait in either Rayburn red or golden shiner. With either one, I’ll yo-yo the bait in and out of the grass or burn it.

三つめはリップレスクランク。バイブレーションですね。

著者のオススメはこちら。

ブーヤーのワンノッカー。

これってエクスキャリバーのワンノッカーですよね。ブーヤーに変わっていたんですね。

 

これを使って、ヨーヨーメソッドでグラスエリアを攻めたり、高速巻きでリアクション狙いするというのが著者のスタイルです。

まとめ

冬のバスはでかい。

寒いから、普段より釣れないから、というのではなく、冬はでかいのが釣れるんだから、デカバスのハントに行くんだ、と考え方を変えれば釣果が変わるかもですね。

考え方を変えて、狙いを変えて、相手、フィールドに合わせて、その日を釣る。

魚の群れを探しながら。

冬のデカバスを釣りに行きたくなってきました。

みなさん、冬バスハンティングの際はあったかい格好で、お体には気を付けてくださいね。

それでは、本日もお読みいただきありがとうございました!

Thank you for reading!

 

 

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