どこにバスはいるのか。「居着き」と「放浪」について。

バスってどこにいるんだろう。

どう移動してるんだろう。

いなくなったのかなぁ。

釣れないとそんな疑問でいっぱいになりますね。

今日はBassmaster“Where do bass live?”を翻訳し、バスの居場所、生息場所についての知識をつけたいと思います。

居着きのバス

グレッグ・ハックニー曰く、2パターンのバスがいるということで、その1つめが「居着き」のバス。

居着きのバスとはいったいどんなバスなのでしょうか。

Resident bass move into an area after they spawn and never leave. That area might be the back of a creek, in marina or somewhere under a giant laydown.

あるエリアに入り、そこで産卵をし、あまり大きくは移動しない。

それか居着きのバスの特徴なんだとか。

あるエリアというのは、支流、バックウォーターであったり、マリーナであったり、大きなレイダウンの入ったところだったり。

基本的にはシャローにいるバスが多いけれど、シャローといっても、急に深くなるストラクチャーのあるシャローというのが鍵みたいです。

なぜそこにいるか

バスが上のようなところに居着くには理由があるわけです。

その理由は2つあるようです。

They stay there because they have enough to eat locally, there’s a place to spawn nearby and they have protection from bigger predators and nasty weather. As a practical matter they don’t need anything else to survive.

一つ目はもちろん「食」

食べるのに苦労しない場所がいいわけです。

もう一つは、産卵後、卵を食べられにくいとか、天候の影響を受けにくいとか、そういう場所であること。

一度どこにどうバスが居着くかを確認できれば、そう遠くまでバスが移動することはないので、こういう魚を獲ることがトーナメントでは重要だとグレッグは言っています。

衣食住ではないですが、そういう部分がしっかりしてるところに住みたくなるのは人間も同じですね。

問題は

とはいえ、どれが居着きのバスなのか、大抵のバスはじゃあ居着きなのかというと、それがなんとそうでもないという(笑)。

居着きではない、もうひとつのパターンの、「放浪」するバスの方が多いとグレッグは言っております。

放浪するバス

They roam in schools chasing baitfish or crayfish. The only exception to this is when they’re on the spawn.

放浪バスの多くは群れになって、餌を追い求めて泳ぐとグレッグは言います。

住居を構えず、ふらりふらりと放浪しながらその時を生きるわけですが、出産となると居つかないといけないのはみんな同じようです。

ノマドバスの居場所

放浪するバスはいったいどこにいるのか。

グレッグはこんな説明をしています。

These bass aren’t usually shallow. They tend to go deeper and stay deeper. That doesn’t mean they’re in the deepest water in the lake, however. It just means that they tend to stay out where there’s a little more depth than there is up against the shore or under a laydown in the back of a creek.

深いところ深いところを行く放浪バス

最深部に必ず居るという意味ではないけれど、岸に近いシャローや、支流のレイダウンの下に比べて、深めのところにいるほうが多いと言うんです。

もちろん季節によって、シャロ―に入ってきたり等あると思いますし、レイダウンに身を寄せることもあるでしょう。

が、グレッグ的にはそれよりも深めのところにバスはいるというんですね。

 

1つの場所に住み着くわけではないということで、ハンティングをするときのように、獲物を探し当てないとねとグレッグは言います。

深めのところ…。浅いフィールドではどうなんでしょうかね・・・。

放浪バスはでかい。

居着きのバスに比べて放浪バスはでかいとグレッグ。

特に説明はできないけれど、20年この仕事をして見てきたからなんとなくわかるとのこと(笑)。

If you want to better understand what I’m talking about, think Kentucky Lake. It’s one of the best examples out there. You can work the shoreline and the marinas and catch bass off and on all day. But, if you expect to win a high-dollar, multi-day event you better turn your boat around and get out on the ledges.

最後にグレッグはケンタッキーレイクを例にします。

ケンタッキーレイクでは、ショアラインやマリーナを攻めれば一日中釣れるだろうけれど、勝つためには色んな所を回っていかないと、でかいのは釣れないというのが一般常識のようです。

確かにデカいモンスターはそんな簡単なところにいないような気はしますよね。

こんなところに!という場所があったり、ベイトフィッシュが泳ぎ回っているエリアを探さないとなかなか・・・。

まとめ

バスには「居着き」タイプと「放浪」タイプがいるというお話でした。

一般的には放浪型が多いということでしたが、確かにそうかもというか、獲物がいない場所にぼーっとすることは稀ですよね。もちろんそういう子もいるでしょうが(笑)。

だからベイトフィッシュがどこを泳ぐかつかむことが大事なわけですね。

非常に当たり前ですが、ワカサギやオイカワ等の群れが魚探に映れば最高のヒントになるわけです。

魚探を持ってない自分は、ワカサギ釣りをしてるおじさんたちを湖上で見つけると、そこで釣りをします(笑)。で、ちゃんと釣れたり(大きいのは釣ったことないですが)。

それにしても冬なんかはどこにいっちゃうんでしょうね。

ずっと浅いようなところでは本当にどこに行ってしまうんだろう・・・。

もっと釣りして答えを見つけよう!

ということで、今日は2タイプのバスとその居場所、移動についてでした!

Thank you for reading!

 

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