元祖蠍座の「漢」。スコーピオンアンタレスの無重力キャストは無限の彼方へ。

12アンタレスユーザーでした。

キャストぶっ飛ぶのはもちろんですが、何よりもそのキャストフィールが官能的でした。

サヨナラして後悔したリールNo.1は12アンタレスなんです。

そんなある日、初代アンタレスに出会いました。

スコーピオンアンタレス5

この鏡面ボディ、たまらないですよね。

12アンタレスの方が、クリアに世界が映し出されますが、初代には初代の味があるのです。

これはアンタレス5というローギアモデルですが、初代と同じくくりでいいのかな。初代アンタレスは98年登場なんですよね。

歴史が…。

巻き心地

もちろんマイクロモジュールギアは入っていないけれど、独特のしっとり加減は気持ちヨシです。

ローギアだからなのか、軽く巻ける感じがありながら、でもしっとりしているという味わいです。

旧来のギアが噛む感じは、これはこれで悪くないですよね。

ギアが噛み合ってる感を、感じないけど感じる矛盾、どうやって伝えよう。

投げてみた

初バスハントを試みて、久しぶりに投げてみました。

もちろんバスは釣れません。

ガイドもラインも何もかも凍りつく中、キープキャストしてきましたが、やっぱりアンタレスはアンタレスでした。

飛ぶから気持ちいいというんじゃなく、言葉でうまく表せない無重力感があるんです。

ぬーんと抜けていくような、ふわーっとするような。

初代には初代のそれがあり、初代ももちろん滅茶苦茶気持ちいいです。

この無重力感、重めのルアーの飛び感、安定感というアンタレスの味わいはたまらないです。

けれど12アンタレスは…だめだめ、思い出したらダメ。

思い出補正かかってるんだから!と言い聞かせないと。でも12のあの味わいは恋しい。
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自分とローギア

トリゴン50をぶん投げて巻きました。

1/2オンスのデラクーもぶん投げて巻きました。

キャストは気持ちいいけれど、ボディが冷たすぎというかもう寒すぎて集中力が持ちません。

集中力が切れると雑になる。速くなる。

イコール絶対釣れない。

でもローギアなのでいくら速く巻いても、ある程度遅い。

集中力が切れやすい自分は、気づいたら雑&スピーディーに巻いてしまうので、巻物をするときのローギアはありがたいです。

性格的にローギアの方がいいのかもしれませんが、ほんとにローギアがいいのか、ルアーやタックルセッティング、また魚の感じでも変わってくると思うので、ここはもっと学びたい点です。

飛距離

飛距離は計測していないのでなんとも言えませんが、Googleマップ航空写真で見る限り、50のトリゴンが40メートルくらいですかね。

もう少し飛んでるかな。デラクー1/2オンスも結構飛んでました。

60メートル近く飛んでたかもしれません。

宇宙へ、蠍座へ届くようなスペースキャスティング!って感じです。キャストフィールは。

今ならそんなに高くない

元祖アンタレス、今なら比較的求めやすい価格になってます。もちろん中古です。

ミントコンディションを探すのはなかなか難しいかもしれませんが、12アンタレスの中古相場の半分くらいでアンタレスが手にはいる時代ですので、綺麗な個体を見つけたらレジへGO!です。

まとめ

初代アンタレス、なかなか味わい深い一品です。

名作と呼ぶ方も多いこのアンタレス。

違いがわかる男ではありませんが、この独特のキャストフィールはやっぱり気持ちいいのです。

12アンタレスはもちろん滅茶苦茶気持ちいいけれど、初代には初代の宇宙感がありまして、これはこれでたまらないのです。

バス釣り好きですけど、バス釣りの道具が好きなのかな、わたし。

道具もあわせて魅力的なのがバス釣りということにしましょう。

というわけで、今日はスコーピオンアンタレス5についてでした!

Thank you for reading!

 

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