バス釣り「ピッチングヒストリー&いろは」

バスフィッシングにおけるピッチング。

皆さん得意でしょうか?私は未だに苦手で、この為だけにガイドをお願いしたいレベルです…。

マスターすれば、的確に撃ちたいところを狙えるピッチングについて、今日はBassnaster “The birth of pitching”を翻訳したりしなかったりで、ピッチングについての理解を深めたいと思います。

ピッチングパパ

Photo by Bassmaster

ピッチングを世に広めた、ピッチング界のダディがおります。その名もトミー・ビッフル。

トミーは70年代、フリッピングメソッドに影響を受け、フリッピングを習得していきます。

ジグをフリッピングをしているとき、ジグちょっと振ってみたら、あ!と思ったというトミー。

フリッピングより遠い位置からカバーを、そして魚を狙うことができるというのに気づくのです。

ピッチングの誕生と広まり

Photo by Bassmaster

 

ピッチングを生み出したトミー。

あのリック・クランも参加する大会で、同船する機会がありました。

ピッチングで釣っていくトミー。

リックのフリッピングが届かないところを撃ち、魚を獲ってしまうトミー。

見つめるリック。

“After I caught several fish, Clunn just turned around and stared at me,” he said. “I thought I’d made him mad. He told me to just keep doing what I was doing.

ヤバイと思ったトミーに、リックは「続けて」と言ったと言います。

その年、後のバスマスターの試合で、リックはなんとピッチングを駆使し、勝利を飾るのです。

そしてトミーのピッチングは世界に広まっていくのです。

ピッチングパパが選ぶタックル

トミーはクァンタムと契約している時に、ピッチングロッドを作ってきました。

今は契約もなく、クァンタムもトミーシグネチャーのロッド製造はしてません。

“They’re the stiffest flipping rods out there. Other flipping rods have too much tip action. I can’t pitch near as well with a rod like that.”

トミーのデザインしたフリッピングロッドは7フィート6インチでガチガチ。トミーはティップの入りすぎるアクションを嫌います。

Biffle matches the rod with a light, high-speed baitcasting reel filled with 25- to 30-pound Sunline Shooter Fluorocarbon. A number of experiences have convinced Biffle that the zipping noise braided line makes when it rubs against grass and wood cover puts off the bass.

ギアはハイギアを好みます。

25ポンドから30ポンドフロロラインを使います。

PEじゃない理由は、PEが葉や枝等のカバーに擦れる音がバスを遠ざけるから。

トミーは左利きです。

ピッチングで使うベイトリールは

右利きの人でいう左ハンドルを使っていることになります。

利き手で投げて、持ちかえることなくアクションを入れるのがトミースタイルです。

ピッチングパパのピッチング

動画で実際に観ていただくのがいいと思うので、リンクを貼ります。

スムースなピッチング。

回収し、戻ってきたルアーの勢いを殺さずに、すーっと真っ直ぐ押し出すように振っています。

腕はそこまで伸ばさないです。

トミーは投げる方の腕で新聞紙を挟むようにして練習しなさい、と言うみたいです。

ピッチングとフリッピング

トミーはフリッピングをやらないのかというとそうではありません。

近距離で攻める場合は正確かつ手早く撃てるフリッピングを使います。

まとめ

Photo by Bassmaster

 

トミーのピッチングはいかがでしたか?

ピッチングの父とリッククランのストーリーは面白かったですね。

それはさておき、ぎこちない自分のピッチングを見直すいい機会になりました。

でもなんでフィールドにでると、あれ???ってなっちゃうんだろう。とにかく練習だ…。

というわけで、今日はピッチングの父トミーのお話と、ピッチングのイロハでした!

Thank you for reading!

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