KVDが語る「クランクベイト」。

Photo by Bassmaster

クランクベイトはもともと好きでした。

巻いていて楽しくて、ルアーらしくて、見た目も可愛くて。

そんなクランクベイトについて、帝王ケヴィン・ヴァンダムが語りました。

ケヴィンの“Time to talk crankin'”を読み、クランク愛を深めたいと思います。

クランク愛と5月

私がどれだけクランクを愛しているか、みんなはよく知っているよね。特にこの季節ね。

と、ケヴィン。

時期的、環境的条件がクランクベイトにどんぴしゃなのが、この時期なんだとか。

The lure is so efficient. There’s not another bait in the tackle box that can cover various depth zones as efficiently and trigger bites when conditions are right.

色んな深さに対応できるクランクベイト。

効率よく探れて、バスのスイッチを入れられるのはクランクベイトなんだと。

大切なこと

クランクベイトで大切なことはなんなのか。

多くの一般アングラーはクランベイトを選ぶとき、

・そのクランベイトに自信があるかどうかを気にする。

・そしてカラーがどうかを気する。

・で、その釣り場の深さを少し気にする。

とケヴィン。

ケヴィンは違うことを気にするようです。

I choose a bait that runs slightly deeper than the water because that’s what gives it the best action and triggering qualities when banging off bottom.

ケヴィンは、実際の深さより、深く潜るクランベイトはどれかというのを気にします。

例えば深さ3メートルであれば、3.35メートルは潜るモデルを選ぶというのがケヴィン流。

ボトムを叩くことでスイッチを入れることが重要なんだということなのです。
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クランベイトがナンバーワンにならないシチュエーション

クランベイトよりも他のアプローチがいいシチュエーションもあるのではないか。

ケヴィン・ヴァンダムの考えが展開します。

There are situations where other presentations can be more suitable, such as when fishing a bright day, no wind and clear water. The fish are going to be less aggressive then and that’s where a jig, Carolina rig, drop shot or Neko Rig presentation can produce more bites.

晴天無風やクリアウォーターでは、バスが攻撃的になりにくく、ジグやキャロ、ダウンショット、ネコリグの方が釣りやすいとケヴィン。

流れも、風もなく、太陽が高い位置にあるときは、バスはボトムにつくことが多く、のんびりしているんだとか。

そういうときはフィネスがより効果的になるとケヴィンは言います。

が、しかし。

However, if there is current flowing through the lake, some wind, cloud cover or stained water, they will bite the crankbait.

もし少しでも流れが、そして風が、くもりが、もしくは濁りがあれば、ボトムのバスもクランベイトに食ってくると言うのです。

なので、めちゃくちゃクリアな水であっても、風が吹いていれば、ナチュラルカラーのクランベイトをハイスピードに巻くという判断を、ケヴィン・ヴァンダムはするのです。

多くのアングラーが陥る考え

ここで話がすこし変わります。

多くのアングラーは、朝まずトップウォーターを岸に向けて流していくよね、とケヴィン。

それはシャローのバスがやる気があるからなんだけれど、ディープも同じだぜと言うのです。

深いとこにいたって、やる気のあるやつはやる気があるし、クランベイトで獲れるよと。

最後に

クランベイトがバスハントに優れているのはそうだけど、いつでもどこでもどんなときでもクランベイトが良い訳じゃないと、言うのは当たり前ですね。

バスが朝、「俺はクランクベイトが食べたい気分だ」とか「ジグくいてー」とかは思わないので、状況に合わせルアーを選ぼうね、というのがケヴィンの締めでした。

まとめ

ちょうどクランクベイトで魚を獲ったばかりだったので、非常に面白い記事でした。

当たり前のことなのかもしれないけれど、とてもわかりやすくて。

あークランク巻きたくなってきた!(笑)。

ということで今日は、ケヴィン・ヴァンダムの「クランクの話をする時間だ」でした!

Thank you for reading!

 

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