Photo by Bassmaster
関東であっても関西であっても、「プレッシャー高い」という環境に悩まされるアングラーは多いのではないでしょうか。
今日は「プレッシャー」で釣れない…という時、どんな釣りをしたらいいのかを学びたいと思います。
Bassmasterから“Dealing with pressure”というマイク・アイコネリの記事を読んでいきます。
近年の賑わい
マイク曰く、どんなところで釣りをしても、たくさんのボートが浮いているという最近のアメリカ。
アングラーが増えることは、バスフィッシングという「スポーツ」が賑わっているということ。
それは嬉しいことだけれど、アングラーが対峙しなければならない問題も生み出していると。
その問題とは何か。
そう、「プレッシャー」です。
フィネスのススメ
フィッシングプレッシャーが高いとき。
一体どうしたらスレたバスを釣ることができるのか。
I know that you’ll occasionally hear someone say that giant baits are unusual and that they help with the pressure issue. That may be true sometimes but day in and day out if you downsize you’ll do better.
スレたバスを釣るのに「大きいルアーを使うといいよ」という意見があると。
それは確かにそうかもしれないけれど、ルアーを小さくする方がいい、というのがマイク・アイコネリ。
「小さくする」というけれど、ただ小さくすれば釣れるのでしょうか？
その点について、マイクはしっかり答えてくれています。
When I say downsize, or use the term finesse, I’m not talking just about your lure. There’s more to it than that. It’s also about slowing down and using light tackle.
小さくするだけではなく、「スピードを落とすこと」と「軽いタックルを使うこと」も大事だよというマイク。
例えばスピナーベイト。
1/2オンスを1/4オンスに変えたり。
ブレードのサイズを小さくしたり。
これでバイトが劇的に変わることもある、というのです。
シャロ―やクリアウォーターでの話ではなく、濁っていても深くてもこれは当てはまるんだそうです。
リアクションバイトを狙え
プレッシャー対策は、よりフィネス（より小さく）にするだけではありません。
マイクのもう一つの引き出しは、「リアクションバイト」を狙うこと。
釣れないとき、マイクはルアースピードを上げるんだそうです。
これは食性に訴える、先の方法と違い、動物的な反応を引き出すためのメソッドです。
具体的に、どんな風にスピードアップするのか。
例えば、そこまで深くない場所を釣るとき。
シンカーは3/8オンスほどで十分ですが、1オンスのシンカーを使うとバイトを得られることもあるんですね。
What they do need is a ROF (rate of fall) that’s so fast the bass can’t see or “think” about what he or she is going to do.
その理由は、シンカーを重くすることでボトムが取りやすくなるとか、ピッチングしやすくなるとかではなく。
バスがルアーを見れない、もしくは頭を使えないスピードで攻めることで、思わず口を使ってしまうよということなんですね。
これは縦方向のスピードアップですが、横方向のスピードアップも効果的で、クランクの高速巻きも同じだ、とマイクは言っています。
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狙いから離れる
最後は「アメリカらしい」話です。
マイクはプレッシャーがとにかく厳しいという時、狙っていた場所から大きく離れることもしてきたんだとか。
ボートを遠くまで走らせなくても、でかいバスが狙える場所はある。
けれども、スレていて釣るのは難しい。
ならば遠くまで走らせフィッシングプレッシャーが低いバスを狙おう。
という考えがはまることもあるよとマイク。
マイクはかつて、2時間半もボートを走らせ（！）、そしてそこで釣りを始め、その結果優勝！となったことがあるんだとか。
バスボート2時間半って、日本ではありえないですよね？？（笑）。
まとめ
悩ましい「プレッシャー」という問題。
マイクのアンサーは、
・ルアーをより小さく、そしてゆっくりプレゼンする。
・ルアーのスピードを上げる。
・人がやらない程遠い場所で釣る。
というものでした。
自分のフィールドもプレッシャーは高いです…なのでマイクのアドバイスを意識して釣りをしてみたいと思います♪
ここまでお読みいただきありがとうございました！
Thank you for reading !
