クランクベイトでもっと遊びたい。
ということで、グラステイストの強いブラックレーベルFM661MLFBを手にしてみました。
今日はこのロッドについて触れてみます。
グラス?グラコン?
カーボンではなく、グラスという素材を使っているロッドを「グラスロッド」というのですが(当たり前)、そんな「グラスロッド」も色々なんですよね。
例えば「グラスコンポジット」。
カーボンとグラスのハイブリットロッドをグラスコンポジットと言います。
グラスのみ、カーボン全く使ってませんという「ピュアグラス」なんてのもあります。
グラコンは多い
グラスコンポジットの選択肢は非常に多い昨今。
グラスの重さやダルさを排除しながら、グラスロッド特有のバレにくさを保とうというグラコンが人気ということなのでしょうか。
そうなると天の邪鬼なので気になるんです。
「グラスグラスした」ロッドが。
ブラレの製品ページで
ダイワのブラックレーベルのページを見ていたら、グラス感の強い、FM661MLFBという番手に出会いました。
搭載機能をみてみると、「カーボンーグラスコンポジットブランク」ではないという661MLFB。
スペックを見ると、カーボン含有率13%とあります。
ここである疑問が。
カーボンは含まれているけどグラスコンポジットではない。じゃグラスコンポジットってなんなんだ??
ダイワさんに聞いてみた
カーボン含有率13%とあるが、グラスコンポジットではないという661MLFB。
これはどういう意味なんでしょうか。
電話して聞いてみました。
ダイワさんの回答は、
「カーボン含有率が50%を超えるとグラスコンポジットといいます」
というもの。
なるほど、カーボンの量が増え、カーボン色が強くなると「グラス」ではなく「グラスコンポジット」と言うんですね。
これはダイワさんの定義なのか、はたまた業界共通の定義なのか。
とっても勉強になりました。
ブラックレーベルFM661MLFB
前置きが長くなりました…。
ブラックレーベルのファストムービングシリーズの661MLFBはどんな竿なのか紹介します。
レングスは名の通り6フィート6インチ。
重さは150g。
対応ルアーウェイトは3/16オンスから3/4オンスと幅は広めです。
ロクロク
6フィート6インチという長さなので、キャストはしやすいです。
ちょっと重いのでシングルハンドのキャストはしにくめ。
以前紹介したフロッグモデルのFR701MHFBと同じ重さなんですよね。
FR701MHFBは長いのでダブルハンドのキャストじゃないとひ弱な自分には厳しいですが、こっちならまだ片手で投げれるかな。
キャストアキュラシー
グラスロッドだからルアーが狙ったとこに飛ばないかというと、そうでもないです。
ベナンベナンな味付けではないので、そう違和感は感じませんでした。
小型クランクは
軽量クランクベイトも投げやすい、と想定して選んだこのロッド。
メガバスの大好きなグリフォンを投げたのですが、ちょっと投げにくい印象を持ちました。
軽いクランクを弾き出すように投げるというなら、もうひとつのクランキンロッドであるアブのベリタス(旧モデルのグラコン)の方が気持ちいいです。
軽いルアーが得意というわけでもないクロナーク100D5を合わせても、ベリタスならグリフォンがぴゅーんと飛んでいきます。
質実剛健、パワフルが売りのブラレシリーズだけあって、FM661MLFBも「強い」んですね。
ミドルサイズクランクは
マグナムクランクや、大きめのクランクは投げていませんが、チッパワはびゅーん!と気持ちよく飛んでいきます。
RTO1.5も非常に快適に飛びます。
バルサB1も狙ったところにキャストが決まります。
ファイトは
ファイトに関してはまだ語れず…。
また魚をかけたら追記もしくは、再インプレします(汗)。
クランクオンリーか
「クランク専用」っぽいこの竿も、他のルアーで性能を発揮してくれるはず。
「PEライン&チャター」とか、トップの巻物にも相性が良さそうなので、今後試していきたいと思います。
まとめ
ブラックレーベルなファストムービングシリーズの中でも、グラス感強い一本であるFM661MLB。
この竿で「グラスロッドの世界」を少し学んでいきたいと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございました!
Thank you for reading!