1946年生まれ、73歳という年齢で今もなおアメリカのバスフィッシングシーンで活躍する伝説的アングラー、リッククラン。
2019年のバスマスターエリートシリーズ第一戦で優勝したリッククランが使っていた「バイブレーション」をチェックします。
ラッキーストライク ヘイルメリー
リッククランといえばクランクベイトというイメージがありますが、リップレスクランクベイト(バイブレーション)もリックの十八番だそうで、バイブレーションをリグったタックルは必ず準備されているんだとか。
そんなリッククランがエリートシリーズ第一戦で使っていたバイブレーションが、ヘイルメリー。
リッククランが開発に携わったラッキーストライク社の新製品です。
Hail Mary(ヘイルメリー)?
ヘイルメリーとはどういう意味なのか。
“Hail Mary(ヘイルメリー)”はラテン語でいう「アベマリア」。
「こんにちは、マリア様」というのがアベマリアです。
「こんにちはアベマリア様」がルアー名ってなにwとなりますが、どうやらアメフトでは「ヘイルメリー」という戦術?があるらしく。
負けているチームが最後の賭け的にロングパスをしかけることをヘイルメリーというんだとか。サッカーでいうパワープレーみたいな感じでしょうか。
ロングパス。なるほど、願いを込めたロングキャストができるバイブレーションということでヘイルメリーなんですね!
そしてそのマリア様効果か、リッククランは優勝。んー。出来上がってますね。
ヘイルメリーの特徴
1/2オンスクラスのボディサイズだけど3/4オンス&1オンスというかなりヘビーなウェイトを積んでいるというのがヘイルメリーの特徴。3/4オンスも1オンスもボディサイズが一緒というのも特徴です。
1オンスモデルはその重さを活かしてディープをしっかり引き、3/4オンスモデルではウィードエリアを通す、という使いわけをリッククランはしているようです。
テールは薄く、頭部は厚いというデザインでバタバタと激しいバイブレーションを生む造りというのも特徴です。
写真ではわかりませんが、上から見るとオタマジャクシのように頭でっかちなルックスです。
お値段は8.99ドル。日本円だと約1000円くらいですね。
まとめ
コンパクトなのにヘビー。
遠投OK、攻められるレンジの幅も広い。
だから一年中よく釣れるよとリッククランが胸を張って言えるバイブレーション、ヘイルメリーについてでした。
これは是非使ってみたいバイブレーションですね。
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