タングステンでできたシンカーと鉛でできたシンカー。
一体どう違うのか、違いをまとめてみます。
タングステンの方が硬い
鉛とタングステンの違いの一つに硬さがあります。
タングステンの方が鉛より硬いです。
硬いということは、ボトムの感知能力が高くなるということ。
ボトムをずるずる引いてきたり、ボトムで魚を探す際はタングステンの方がベター。
じゃあ鉛の感度は悪く、何もわからないのかといえばそんなことはありません。
タングステンの方が小さく作れる
タングステンと鉛。
同じ重さのシンカーを比べてみるとタングステンの方が小さいです。
写真の長い方は9gの鉛製。写真上はタングステンの10gフリーリグシンカーです。
タングステンの方がシンカーをよりコンパクトに作ることができるというのが写真からもわかるかと思います。
よりコンパクトになることで、沈下速度が若干速くなったり引っかかりにくくなったり、キャストしやすくなったりというメリットが。
引っかかりにくくなるというのは大事なポイントで、ダウンショットにおいてはシンカーによる根がかりが防げたり。
タングステンの方が小さいというのは、ネイルシンカーも同じです。
鉛のネイルシンカーだとタングステンより長くなり、ワームの可動域に影響がでます。
フリーリグやリーダーレスダウンショット系のシンカーもタングステンシンカーが一回り小さいので、ボトムでの引っかかり具合に大きな差が生まれます。
タングステンが奏でる音
タングステンシンカーは硬いというのは先にも述べました。
鉛は結構やわらかく、ゴロタエリアでズル引いて石に引っかかると、回収で凹んだり削れたり。
そんなやわい鉛なので、ボトムを叩いたときの音は鈍め。
タングステンはカチカチとした音を奏でます。
この音でバスにワームのポジションをアピールできるというのもひとつの特徴です。
タングステンの方が高い
鉛とタングステンの大きな違いのひとつ。それは価格。
レアメタル枠のタングステン、どうしても値段が張ってしまいます。
トーナメントにでるわけじゃなく、普通に趣味枠でバス釣りを楽しむというアングラー的には鉛のシンカーでいいじゃんと思ってしまうくらい価格差がありますね。
あのルアーも買いたい、シンカーだけでなくフックもラインも・・・となるとあっという間にいい値段しちゃうのが釣り具。
シンカーは鉛のものでいいか、となっちゃいます。
まとめ
タングステンシンカーと鉛のシンカーの違いについて簡単にまとめてみました。
よりコンパクトにできるタングステンシンカー。
お値段は鉛よりするけれど、メリットも色々なのでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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