スコーピオン2600FF-5 インプレ。ライトゲームを海でも川でも楽しめる一本。

  • 2020年7月11日
  • 2020年10月1日
  • シマノ

スコーピオン2600FF-5 インプレ。ライトゲームを海でも川でも楽しめる一本。

シマノから出ているパックロッド、スコーピオンシリーズ。

2020年、そのスコーピオンシリーズから「2600FF-5」というライトな釣りに対応したモデルが登場しました。

使ってみてまさに「ライトゲームどんぴしゃ」な味だったスコーピオン2600FF-5。

細かく使用感をレビューしていきたいと思います。

シマノ スコーピオン2600FF-5

スコーピオン ロッド

旧モデルの青いワールドシャウラの血筋を引いた・・・という現行スコーピオンシリーズ。

そんなスコーピオンシリーズの新顔である2600FF-5という番手が気になっておりました。

2600FF-5という、数字とアルファベットで構成されるこのコード。

「2」はスピニングを意味し、続く「60」は6フィートを意味します。

そしてエクストラファーストという先調子のアクションを意味する「FF」。

ULクラスのパワーを意味する「0」。

5ピースのパックロッドであることを意味する「5」。

つまり6フィートULパワーのスピニングパックロッド、というのが2600FF-5なんですね。

専用ケース

スコーピオン 2600FF-5

スコーピオンシリーズの専用ケースはこちら。

ハードケースではないけれど、特別ひどい扱いしなければソフトに包んでくれそうなケースです。

フィネスなロッドなので、ちょっとだけちょっとだけ心配に感じるのは気のせいか、過保護すぎかどっちでしょう。

仕舞い寸法がたまらない

スコーピオン 2600FF-5

このスコーピオン2600FF-5の仕舞い寸法は44.6cm。

この短さ、ほんと素敵。

エクストリーム出社したい!というアングラーはバックパックもしくはちょいワイドなバッグにしれっと忍ばせることができるんです。

旅行にも持ってきやすく、コンパクトカーにも置いておける。

パックロッドならベイトとスピニング二本のおかっぱりもちょっとイージーに。

仕舞い寸法がここまで短く、かつコスパが高いのがなかなか見つからないんですよね。

とにもかくにもこの短さはたまらないポイントです。

エクストラファストアクション

スコーピオン2600FF-5はエクストラファストアクション。

かなり先調子、ということなのですが、実際使ってみるまでは「レギュラー」ぽい??と思える感じ。

確かに竿先入るけど、全体的にマイルドな感じがしました。

ULパワー

パワーとしてはULなスコーピオン2600FF-5。

ULと言われると、確かにULかも、でもUL+と言ってもいいかも??というようなムッチリ感、筋肉質なフィールはあります。

スコーピオン2600FF-5で色々投げてみた

スコーピオン2600FF-5で色々投げてみました。

まずはタイニーなストレートワームのノーシンカー。

ULパワー、エクストラファストアクションよろしく、1g未満のワームにしてはそれなりに飛んでいきますが…。

フロロ4ポンドだったので飛びにくさは感じました。

スイートなのは2g~4gあたりでしょうか。

5グラムのメタルバイブも気持ちよく飛びましたが、ちょっと重いかな。

スコーピオン2600FF-5の感度はどうか

スコーピオン2600FF-5の感度ですが、まったく悪くありません。

コンコンコンコンというバイトがしっかり伝わってきました。

釣れてみると、あのツンツンというのはアタリだったのかと気づいたり、感度は十分かと思います。

キャストフィール

曲がりがマイルドなので、ルアーウェイトがしっかり乗り、キャストが楽しいです。

振ったときのピュンという音が、ワーシャチック??でこれまた気持ちよく、そういう楽しさもまた魅力的。

当たり前かもですが、1g台のルアーは投げにくいです。

オートマチックにフッキング

釣り下手な自分はフッキングが苦手。

バスやギルを数匹釣ってきましたが、あわせなんてロクにできない自分でもオートマチックにかかってくれることが何度もありました。

ソリッドティップではありませんが、ティップが勝手に仕事してくれる感は十分です。

軽さ

スコーピオン2600FF-5は一般的なフィネススピニングと比べるとカタログスペック的には重いです。

しかし実際握ってみるとその長さやウェイトバランスから、数字以上に軽く感じます

ミドストも

スコーピオン2600FF-5はFF表記ではありますが、ティップだけがよく曲がるという調子ではありません。

ので、ミドストとかどうなんだろうと思ってやってみたところ、非常にアクションさせやすい印象がありました。

1本でなんでもできるばーさタイル性がうれしいです。

 

あわせるリール

スコーピオン 2600FF-5

スコーピオン2600FF-5は6フィートという比較的短めのロッド。

シルエット的にも対象の釣り的にも2500番より2000番かなという感じ。

16ストラディックの2000番をあわせると軽さもルックスもいい感じ。

20ストラディックにモデルチェンジとなると、うー、欲しくなっちゃいますね。

総評

◎見た目

◎軽さ

◎感度

◎操作性

◎パワー

ちょっと厳しめな採点ですがもう少し点数を上げても良いくらい、個人的には気にいってます。

カタログ値からイメージする重さ、だるさは無いですし、ダルダルで感度鈍いということもない。

パワーというのは、フッキングパワー的な話。

いいサイズの魚を何度もかけられずにバラしちゃった私。

腕が悪いのは間違いないですが、フッキングパワーが伝わらず、がっつりかけられなかったのかな・・・とか・・道具のせいじゃないっすね(笑)。

なんにせよ場所、フィールド、海水淡水問わずフィネスゲーム展開できる一本としては十分、いや十分以上に楽しめる一本かと思います。

まとめ

スコーピオン2600FF-5についてでした。

この一本でフィールド問わず色んな思い出作りたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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