アメリカのバスフィッシングを調べているとよく出てくるリグがあるんですよ。
以前紹介したネッドリグもそうですが、あまり日本では馴染みがないリグがアメリカにはあるんですよね。
ちょっと気になるワームがありまして。 アメリカで人気があるというあるワームを調べていたらある「リグ」の存在を知りました。 近年アメリカで大流行しているリグ。その名も「ネッドリグ」です。 今日はそのネッドリグについて書いてみ[…]
今日はそんなリグを紹介したいと思います。
シェイキーヘッドリグ
シェイキーヘッドは割と前にアメリカでブームになったリグなんですが、ジグヘッドにストレートワームを刺して使うといういたってシンプルなリグです。
シンプルだけどよく釣れるというこのリグの詳細を見ていきましょう。
シェイキージグヘッド
こういったラウンドタイプのジグヘッドや、
アーキーヘッドタイプのもの、
そしてフラットな面をもつタイプのものなど色々あるんですね。
写真のジグヘッドには、スプリングが埋め込まれていますが、スプリングのない普通のジグヘッドのもの、オフセットタイプのものもあります。
ジグヘッドの形も色も豊富なので、ネッドリグ同様ワームのカラーに合わせてコーディネートできます。
ジグヘッドの重さも色々で、こちらもネッドリグ同様軽いものを使うのが肝みたいです。
3/16オンスや1/4オンスという重さで販売されていることが多いですね。
とにかくボトムに落とした時に、針が上を向く、もしくは角度をつけて立つ、こういった姿勢を可能にするジグヘッドが、シェイキーヘッドリグの最重要ポイントです。
シェイキーヘッドに使われるワーム
先にも書きましたように、シェイキーヘッドにはストレートワームを使用するのが一般的みたいです。
浮力があるストレートワームが好まれて使われているみたいですが、中にはゲーリーのヤマセンコーを使うという人も。水中でしっかり立ってくれればいいのかな。センコーだったらなんでも釣れる気がしてしまいますが・・・。
Zoom社からシェイキーヘッド専用のワームが出てます。Zoom社には日本でも馴染み深いスワンプクローラーがありますが、ストレートワームのラインナップが非常に多いブランドです。
このシェイキーヘッドワームは、その名の通りシェイキーヘッドのために作られれたワームです。
フラットな頭で、シェイキーヘッドのスプリングにセットしやすくなっているんですね。
シェイキーヘッドリグの肝である、ボトムでテール部分を尻上がりにする姿勢をちゃんと作ってくれるので、迷ったらこれでしょう。
同じくズームのトリックワームもシェイキーヘッドで人気です。
このワーム、アメリカで大人気のベストセラーでして、アメリカンのフィネスといえば外せない名品です。
トリックワームのスモールサイズ版がこのフィネスワーム。
こちらは4.5インチです。トリックワームは6.5インチ。
このジグヘッドに、
このフィネスワームズというストレートワームでZ Man使用のシェイキーヘッドリグの完成です。
こういうクローワームをトレーラーにするのもありでなんですって。
ボトムで威嚇するザリガニの演出ですね。
ストレートワームじゃなくてもいいのかっていうのは気にしないでみましょう。
シェイキーヘッドの使い方
まずリグり方なのですが、針をボディから突き出さないようにすることが重要です。
オフセットフックをリグる時のようなやり方でOKです。
スプリングにワームのヘッド部をねじ込むときも、針先は上の写真のようにします。
このシェイキーヘッドリグのイメージは、「ボトムで餌をついばむ魚」です。
キャストしたらしっかりボトムにきっちり落とします。
そして糸はたるませる。張らないことが重要なようです。
張っている状態だと、ジグヘッドを含むワーム全体が動いてしまいます。
ワームに微妙な動きを与えたいので糸を張ってアクションを加えないようにしましょう。
シェイクしたり、リーリングではなく、竿で底を引いたり、ちょっと放置したり。
そんな使い方でOKみたいです。
まとめ
ジグヘッドにストレートワームという至ってシンプルなシェイキーヘッドリグ。
シンプルだけど、タフコンディションやスモールマウスにも効くというアメリカでは実績あるリグなんです。
あの皇帝ケビンバンダムも信頼するリグなんですから間違いないんです。
きっと厳しい関東の釣りでも力を発揮してくれるでしょう。
シェイキーヘッドとネッドリグ、早く仕入れないと。