タトゥーラが「SV」になってやってきた今年。コストパフォーマンスの高さからすでに多くのアングラーの支持を得ているようです。
個人的にかなり気になっているリールで、余裕があればすぐに飛び付いてるだろうな、と思っている次第です。
なぜタトゥーラSV TWが気になるのかちょっと分析してみたいと思います。
【追記】
実際につかってみたインプレ記事を書きました。
実際の使用感はこちらでどうぞ！
17タトゥーラSV TW レビュー。SVスプール普及機はさすがでした。 17タトゥーラSV TWが世に出たとき、この価格帯でこの実力ってホントにダイワさん良いんですか、なんていう声をよく耳にしました。 ずーっと気になっていた[…]
まず懸念してる点
バス釣り復帰後、ダイワ機をずっと使わずにきました。
理由はTウィングシステム。
かちゃっと、レベルワインドの向きが変わり、レベルワインドと放出されるラインのフリクションを減らして飛距離を伸ばすというシステムです。
メカっぽさにしびれますが、このTウィングシステムが出た当初、そしてタトゥーラ初号機にもTウィングの「削れ」問題が話題になりました。
削れるだけでなく、スプールにラインを均等に巻けないという問題も。実際に友人のT3でそれを目にし、ダイワにバイアスがかかってしまいました。
ということで懸念しているのがこのTウィングシステム。
ただ、削れや巻き取るラインの偏り問題はもうとっくに対処済みなはずなので、そこまで気にしなくて良いのかもしれませんし、もしなったとしてもダイワに対応してもらえるはずなのでノープロブレムだとは思ってます。
なぜタトゥーラSV TWが魅力的か
と、上でダイワ機を避けてきた話をさましたが、昨年アルファスフィネスカスタムに出会ったんです。Tウィングのないアルファスフィネスカスタムに。
Tウイングのないダイワ機という選択肢があった！と思い、こいつならいける！とGETしてみたわけです。
ダイワに興味はあったんですよ。なんせ人生初のベイトリールとベイトリールフィッシュはダイワのトライフォースでしたから。
ダイワへの興味はSVスプールへの関心にレベルアップし、SVスプール搭載機が欲しいと思うように。
そして現在アルファスフィネスカスタムをカスタムし(笑)、なんちゃってアルファスSV(笑)を使っているわけです。
で、これがまたすごい。前にも書いたんですがヤミィフィッシュノーシンカーがスーッと飛んでいくんですから。ベイトフィネスロッドじゃなくてもですよ。
このなんちゃってアルファスSVのライトリグへの対応力、ストレスのなさに感動している今日この頃ということで、タトゥーラのSVモデルが魅力的に見えるわけです。
タトゥーラSV TWが気になるワケをもう少し
なんちゃってアルファスSVの衝撃で、タトゥーラのSVモデルが欲しくなったというわけですが、本気でほしいなと思うのにはまだ理由があるんです。
それはスプール径です。
巻物の右腕になっているカルカッタコンクエスト50のスプールは30ミリです。
カルカッタコンクエスト50は軽いプラグを投げるのに適した、元祖ベイトフィネス機というか、元祖ライトプラッギング専用機というリールです。
スプールの径が大きくなれば、スプールを回転させるエネルギーが必要になります。
軽いルアーは、飛ぶ際のエネルギーを生み出すパワーが弱いため、径が大きいスプールを回し辛いんです。だから小さいミノーなんかを投げるという時は、38ミリスプールのアンタレスは厳しく、30ミリという小径のカルカッタコンクエスト50の方が適しているよというお話です。
で、話をアルファスフィネスカスタムに戻します。
アルファスフィネスカスタムに入れたSVスプールは33ミリサイズ。
気になっているタトゥーラのSVスプールも同じく33ミリ。
この33ミリという小径さのおかげで、私はなんちゃってベイトフィネスができるようになったんです。
だからタトゥーラSV TW買わなきゃでしょっていう感じなんです。
もうひとつ考えること
とは言え、じゃあタトゥーラSVはそのアルファスフィネスカスタムのSVカスタム(長い)と同じようにライトリグに対応できるのか、同じような使用感なのかという疑問もあるわけです。
恐らく答えはノーだと。
理由はタトゥーラSVのスプールにあります。
１つは、シャフト。
タトゥーラのスプールは何故かシマノのような、シャフトが長いスプールなんです。
アルファスフィネスカスタムに入れたSVスプールとは形状が異なります。
このシャフトがスプールを重くすれば、ライトリグの対応力は落ちる可能性が出てきます。
また、どちらも超々ジェラルミンで出来ていますが、重さは違うかもしれません。こればっかりは買ってみないと量れないのでなんとも言えませんが、もしかしたらやっぱりタトゥーラの方が重いかもしれないし、軽いかもしれない。気になるところです。
あとは糸巻き量です。タトゥーラの方が若干深溝なんですね。
タトゥーラは14ポンド45m～90m
アルファスの方は14ポンド35m～75m
スプール重量がもし少し重いとして、より深溝となれば、本当に軽いルアーを投げるにはなんちゃってアルファスSVの方が向いてるよということになります。
つまりなんちゃってアルファスで手に入れたライトリグ対応力はタトゥーラSVにはないかもということですね。
しかし、より重いルアーの飛距離や投げ心地はタトゥーラに分があると考えられるんです。
これはこれでいいんですよ。
なんちゃってアルファスSVで扱いやすいのが、5g～14gだとしたら。
タトゥーラは7g～21gみたいなイメージなのかなっていう感じでしょうか。でも5gも使えなくないという感じであればもうタトゥーラだけで十分すぎるだろという話です。
まとめ
だらだらとタトゥーラSV TWについて書いてきました。
買ってみないとわからないこともあると思いますが、たぶん間違いないでしょう。タトゥーラSV TW。
33ミリのSVスプールで、エクストラハイギアもあって、現行モデルでパーツ供給の心配は全くいらなくて。
そんなタトゥーラSV TWが欲しい・・・。ボーナスが入ったらダメかな・・・（笑）。
長文、駄文失礼いたしました。
Thank you for reading!
