なんの気なく久しぶりに友人と竿を持って釣りに出掛けた5年前。
釣れる気なんかしなかったので、釣具屋でミミズも一応買ってフィールドに行きました。
うねるミミズをリグって、ちょっとしたインレットに落とすと小バスがわんさか釣れました。
バスいるんだ。こりゃ面白いと感動したのですが、それがバス釣りに再びハマるきっかけになったんです。
今日は、これで釣れなければもう本物をリグるしかないでしょというワームを紹介します。
Cream Scoundrels クリーム スカンドレル
見た目、まんまミミズのこのワームを作っているのはアメリカの「クリーム」というメーカー。1940年代にワームづくりを始めたNick Creamが創始者のメーカーです。
1949年がオフィシャルなクリームワーム元年となっているようです。
1949年というと、第二次世界大戦の4年後です。そんな頃から続く歴史あるメーカーのワームなんですから釣れないわけがないですよね。
が、ちょっとこの歴史あるメーカーがおもしろくて・・・
こんなワームも作ってます。その名も”The Same Thing”。
「おんなじもん」っていう名前です。あのゲー○ーのセ○コーと同じってことですか(笑)。
このThe Same Thingの商品説明はこんな感じです。
The Same Thing, Stick, 5″ long, 6 PK. Creme invented the plastic worm in 1949. Now we are proud to offer you these lures at a substantial savings. The color and quality are The Same Thing.
(セイムシング-5インチ6本入り-。クリームは1949年にプラスチックワームを発明しました。今、私たちはあなたたちにこの節約のできる、かつ実力もあるワームを自信を持ってお送りします。色もクオリティも「おんなじものです」。
どうでしょう、この文言(笑)。
歴史あるメーカーがパクリ?ではなく、歴史あるからが故に「同じ」ものを激安で提供できるんだぞというわけです。ちなみに値段は1.99ドル。激安。
と、それはいいとして、このリアルワームを取り出すとこんな感じ。
見た目は超釣れそうですよね。普通にワッキー、ジグヘッドワッキーでめちゃめちゃ釣れると思います。
正直まだ使ったことがないので早く使ってみたい・・・。
Jackall Flick Shake ジャッカル フリックシェイク
日本が生んだリアリスティックなみみずワームといえばフリックシェイクですよね。
釣れすぎるからつまらないと言わせるワームです。すごいことですよね、これって。
ジャッカルの秦プロのアイデアで生まれたこのワームは、ジグヘッドワッキー(インチワッキー)で使うのが一般的ですよね。ツリラクはダウンショットワッキーもよく使います。
見た目まんまミミズのフリックシェイクに、まんまミミズのカラーがありまして。
釣り具屋のキャスティングから出ている「ミミズチャン」というカラーです。
いい感じのミミズカラーで、フリックシェイクが完全にミミズになりました。
このミミズチャンカラーのフリックシェイク、キャスティングに行っても見かけることがなくて中々手に入らなかったんです。やっと出会えたわけですが、フリックシェイクだけでなく、ウィップクローラーやレインズスワンプにもミミズのオリジナルカラーがあり、どれも魅力的で困っちゃいました。
カラーは関係ないといえば確かに関係ないかもしれませんが、使っている側のモチベーションという点では大きな仕事をしてくれます。
釣れる気がするからより丁寧にアクションをつけるとか。気合入りますからね。その気合が殺気となってバスを警戒させる説もありますが(笑)。
日米ミミズ対決
ちょっとこの二つのワームを並べてみましょう。
んー、どっちもいい感じでミミズみみずしてますね。
スカンドレルは張りのあるマテリアルで、耐久性がありそう。フリックシェイクは耐久性があるとは言えませんが水を受けるアクションが艶めかしいんですよね。
この二つのガチンコ対決とかやりたいです。
ミミズカラー
ミミズカラーというのは亀山湖で強い支持を得ているカラーなんですよね。
亀山にミミズが多いのかどうかは正直わからないですが、バスがミミズだと思って食っているかというと、どうなんだろうと思うんです。ワカサギにも見えるよね、って思うんですよね。
人間的にはイメージで、ミミズそっくりだから食うだろうと思うでしょうが、水中ではどう見えているか、そしてバスからはどう見えているかはわからない。
ミミズカラーは見方によればピンクや赤のように見え、クリアウォーターでは派手なアピールカラーになります。
かと言ってバブルガムピンクやブラックのような強すぎる色でもなく、濁りの入ったところでや背景によっては馴染みやすいカラーになります。
ウォーターメロンやグリーンパンプキンも確かに万能ですが、ちょっとグリパンとは違う味を出したいというタイミングで「味変」感覚で使うと良い答えが返ってくるのかなーと思ってます。
相模湖でグリパンのカットテールは全く食わないが、シナモンやモーニングドーンにはよく反応するという経験が何度もありました。
カラーに擦れているのか。グリパンとは違った目立ち方だからか。グリパンとは違った目立たなさだからか。シナモンはワカサギっぽいからなのか。同じ万能カラーでも釣果は変わるんですよね。
ということで、シナモンやモーニングドーンと同系と言っていいかはわからないですが、個人的にミミズカラーは釣れる気しかしないカラーです。
まとめ
今日はアメリカの歴史的ワーム、クリームのスカンドレルと、釣れるワーム日本代表のフリックシェイクについて書いてみました。
ミミズ系ってせこいですよね。本当に良く釣れますから。
ミミズ系って実はミミズではなく、ベイトフィッシュにも見えるっていうのがセコイですよね。
ミミズ系って、カラーも本当に万能で。本当にセコイです。
本物のミミズってマジでセコイです。すぐ答え出ますから。相模湖ではニゴイめっちゃ釣れますけど。生餌ですからセコイもなにもですが(笑)。でも楽しいですよ、リアルミミズも。
全然釣りに行けてないイコール全然魚触ってない、という状態なので次釣り行くときはリアルフリックシェイク持ってこうかな・・・と血迷っているツリラクでした。
Thank you for reading!