世界最大のフィッシングショーICASTの2017で賞を取ったルアーと言えば、サベージギアの３Dバットがその一つ。
【2017 ICAST】ダッジ買えないならこいつだ！噂のコウモリ型クローラーベイト、3D Batにご対面！【サベージギア】
が、他にも受賞ルアーはあるんです。
今日はそんな2017年アメリカで話題になった「プロップシリーズ」を紹介したいと思います。
ありそうでなかった？面白ベイツです！
ランカーハント プロップシリーズ
ランカーハント社のプロップシリーズ。
一見すると単なるホローボディのフロッグ系ルアーに見えますが、ちょっと違う。
一体どんなルアーなのか、一つひとつ見ていきましょう。
プロップフロッグ
その名前からもわかる通り、プロペラが特徴的なプロップフロッグ。
重さは1/2オンス、長さ3.5インチ。
両足の先端がプロペラになっていて、これがグルグル水をかき回します。
一見するとバズベイトのようなルアーな感じがしますが、ちょっと違うんです。
動画を下に貼りますが、そのサウンドはそこまでノイジーじゃなく、ちょっと控えめなぴちゃぴちゃサウンド。
ボディと同じように柔らかい素材でできたプロペラレッグなので、水を叩く音もソフトです。
水面をバシャバシャがしゃがしゃ騒がしく進んでくるタイプとはちょっと違うため、叩かれまくったスレバスに効くフィネスなサウンドともいえるでしょう。
特徴
もちろん特徴はそのプロペラレッグですが、他にも面白い機構があるんです。
非常にナチュラルかつリアルな見た目、というのもあるんですが、プロペラの両足の間に何かが見えますよね。
そう、このフロッグ、初めからアシストフックがついているんです。
このアシストフックにプラスして、柔らかいボディが高いフッキング性能を生んでいるんだとか。
しかし、こんなところにアシストフックがあったらフロッグのスナッグレス性が失われるのでは、という疑問が生まれますよね。
紹介動画によると、ペラとペラの間にフックがあることで、ペラが障害物からアシストフックを守るような役割も果たしてくれるようで、アシストフックにウィードが絡まったり引っかかることは少ないんだとか。
巻いても使えるフロッグということで、フロッグやっててバイトがないときにルアーチェンジしなくても違う使い方でアピールできるっていうのはイージー＆ファンですね。
カラーラインナップ
カラーラインナップはこんな感じです。
魚から見てはっきり見えるのはお腹が黒いTexas Toadですね。目は赤く、顔はグリーンでただのブラックじゃなくてカッコいいっす。
プロップフィッシュ
お次はプロップフィッシュ。
プロップフィッシュにはシャッドとサンフィッシュの2パターンあります。
背びれのあるのがサンフィッシュタイプ。背びれ無しがシャッドタイプです。
どちらもボディの長さは3.25インチ。
重さは1/2オンスクラスになります。
プロップフロッグと違い、プロペラはひとつですので、プロップフロッグよりも大人しいノイズになるのが特徴です。
シングルプロップが水面をかき回し、V字の引き波を立てるのでウェイクベイト的なフロッグと捉えることができます。
バズベイト的でフロッグ的でウェイクベイト的なスーパーハイブリッドルアーです。
カラーラインナップ
まずはプロップシャッド。
次はプロップサンフィッシュ。
Stealth（ステルス）カラーがカッコいい・・・。
サンフィッシュの方のクラッピーも可愛くて気になります。
動画
ぱちゃぱちゃサウンドが気持ちいいんです。
プロップフロッグを夏の朝に引いてたら気持ちいだろうなぁなんて思いました。
まとめ
フロッグだけどバズベイトっぽかったり、でもそこまでノイジーじゃなくてウェイクベイトのように引き波をたててくるこのプロップシリーズ。
フロッグとしても使えて巻いても使える多彩さは魅力です。
フロッグやっててちょっと巻きたくなったりするツリラク的に、かなり気になる存在です・・・。
ということで今日は2017年ICAST受賞ルアー、プロップフロッグとプロップフィッシュでした！
Thank you for reading!
