2017のICASTフィッシングショーで、13Fishingファンの心を踊らせた新製品、Concept Z。
一体どんなリールなのかTackleTourの記事からチェックしていきたいと思います。
13 Fishing Concept Z(コンセプトZ)
Photo by Tacklewarehouse
トマトのような赤というと響きは悪いので、イタリアンレッドと言えばいいでしょうか(笑)。
イタリアンレッドなんていっても、ランボルギーニやフェラーリのレッドとは違いますからね。
実はちゃんとこのカラーには名前があるんです。
その名も「テキーラサンライズ」(笑)。
この名前を聞くと気持ち悪くなるのは私だけでしょうか(笑)。
特徴
リールという道具には、ボールベアリングが各所に使われるのですが、このコンセプトZには「ボールベアリング」が使われておりません。
ベアリングがないってどゆこと?と思いますよね。
このコンセプトZには、Concept Zero Bearings(コンセプトゼロベアリング)という独自のパーツが組み込まれているんです。
コンセプトゼロベアリングとは一体なんなんでしょうか。
Concept Zero Bearings
Photo by Tackletour
ベアリングは通常使用していると、ベアリング内部にあるボールに汚れがたまっていったり、へたったりします。
そうなればベアリングの回転は悪くなりますね。
回転が悪くなれば、飛距離やスプールの立ち上がり、キャスト精度にも悪影響を及ぼします。
そんなボールベアリングの欠点を排除できないか。
13 Fishingはアメリカのとあるメーカーと共同で、新しいベアリングの開発に挑みました。
そして出来上がったのが、このコンセプトゼロベアリング。
「宇宙時代のポリマー」を使い、破損や腐食に強く、経年劣化もほとんどないとされる最強のベアリングが出来上がったのです。
このベアリングの効果は
コンセプトゼロベアリングの効果か、TackleTourの記事では、飛距離はもちろん、スプールの立ち上がりの素晴らしさが語られていました。
従来型のボールベアリングより、レスポンスが高いゆえに、ピッチングのしやすさ、アキュラシーキャストのしやすさに、明らかに貢献しているというんですね。
これは本当に試してみたい一品です。
ギア
Photo by Tackletour
ギアは13Fishingといえば、の浜井産業さんのギア。
ジュラルミンのメインギアが入っております。
ドラグ
Photo by Tackletour
ドラグは22lb間で耐えうるパワフルな強化版「ブルドッグドラグ」。
海でもどこでも大物と対峙できるパワーを備えております。
自重
コンセプトZの重さは6.1オンス。
約173gです。
スコーピオンBFSが165gですから、かなり軽い部類ですね。
コンセプトゼロベアリングは買える?
13Fishing HPにある、Concept Zのページに、コンセプトゼロベアリングの値段が書いてありました。
スプールベアリング、パーミングカップ側ベアリング等、5種類用意されていて、どれもひとつ11ドル。
セットでも売ってます。セットだとお得な60ドル。ハンドルノブ2つにつけると、全部で66ドルになる計算なので、ちょっとお得です。
他のモデルにも使える
ツリラク所有のコンセプトAにも装着可能とありました。
コンセプトゼロベアリングのみ輸入して、なんちゃってコンセプトZが作れるなんて!
13Fishing、楽しいメーカーですね。
まとめ
Photo by Tackletour
コンセプトZの外観は、かなりレーシーで攻めてますよね。
正直好き嫌いわかれると思いますが、これ動画で観るとラメってて面白い塗装なんですよ。
カラーはエグいにしても、このボディシェイプはやっぱりかっこいいです。
それよりなにより、このコンセプトゼロベアリングですよね。
海水で使おうとなんだろうと、へこたれずに、そして高性能な回転力を持つというんだから気になります。
実はICASTで発表されたとき、このベアリングはグリーンだったんです。
Photo by Tackletour
今は上の写真にあるようにオレンジっぽいカラーで、変更になっているんです 。
性能を突き詰める努力が、発表後も行われてたという13 Fishingの本気に感動です。
ベアリングだけ輸入できるというのは朗報でしたね。チャンスがあれば購入、装着、使用感インプレやってみたいです。
このコンセプトZ、お値段は199ドル。2万超えるくらいなんで、比較的お求めやすいですね!
というわけで、コンセプトZとコンセプトゼロベアリングについてでした!
Thank you for reading!