何年前だったか忘れてしまったんですが、オールドな見た目と安さから手にしたIX2000Rというリール。
今日はそいつをちょっと紹介したいと思います。
Shimano IX 2000R
USシマノに興味を持ち始めた頃、なんだこれ?というスピニングリールに出会いました。
真っ黒なボディで、かなりクラシックな風貌。
ギア比は4.1:1。
ハンドル1回転で21インチ(約53センチ)の巻き取りです。
重さは8.6オンス(約240グラム)。
値段激安で、USアマゾンで2000円から3000円くらいで輸入した記憶があります。
箱がボロボロの状態でやってきて、おい大丈夫か?なんて思ったり(笑)。
開けてみたらなんともない、回転スムースなコンディションにホッとした記憶があります。
でも回していて、あれ?と思うことが。
このリール、ハンドルがストップしないというか、逆転するんです。
逆転する理由
なぜ逆転するんだろう…
やっぱり壊れてるのかな…
そんな不安に襲われながら、じっくり観察してみました。
そこであるものに気付きます。
トリガーがついてるんです。
このトリガーに指を掛けると、ベールが返る…。
なんとこのリール、片手でベールが返せるという機構が採用されているのです!
お、おもしろい…と思いながらハンドル逆転をチェックしてみました。
ハンドルは逆転し続けることはなく、あるところで必ず止まる。
このトリガーが真上にくると止まる…。
いちいちトリガーの位置調整をハンドリングでしなくて済むということなのか!!と感動。
手返しめっちゃいいじゃん!!!と大興奮したのです。
とはいえ
とはいえやっぱり逆転するのは普通に使っていると気になってしまうもの。
ちょっとしたテンションでハンドルが後ろに回ると、なんか落ち着かない…。
何かを得れば何かを失う。
そんな感じです。
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リアドラグ
このリール、さらに特徴的なのがリアドラグ。
今日のバス釣りのスピニングリールではあまり見ないドラグシステムです。
ボディの後ろについていて、ファイト時のドラグの操作や調整がしやすいというメリットがあるとか。
ちょっとその辺りなんともわからないのですが、おもちゃ間隔で買ったのでまぁ面白いからいいかなというか(^-^;
ドラグを回して締めて緩めてっていうのは、スプールについたドラグと変わりませんが、掴みやすさは確かにあるかも?
ハンドル
ハンドルはこんな感じ。
オールド風な樹脂ノブ。
雰囲気が好きです。
グラファイトパーツたち
このリール、サイドプレート、スプール、ローター全てグラファイトで出来ています。
グラファイト=強度イマイチというより、質感ですよね。
そもそもこういうオールドっぽさが渋いかもと思って買ったので、高級な質感はまったく期待していませんが、安っぽ!という意見や、耐久性大丈夫?!という意見はあるでしょうね(笑)。
ロッドにつけると
ロッドにつけるとこんな感じです。
ゲーリーのスピニングモデル1に合わせると、なかなかお似合いです。
まとめ
海外シマノの激安スピニング、IX2000R。
初心者の方も使いやすい(?)トリガーシステムが面白いです。
もし海外で見つけたらお土産にどうでしょうか(笑)
ここまでお読み頂きありがとうございました!
Thank you for reading!