スプリットショットリグ。
バス釣りをはじめた頃、まずこれでワームの釣りをやってみました。
時代遅れなんてことはない、と最近ハマっているスプリットショットリグを改めて見直してみたいと思います。
スプリットショットリグとは
スプリットショットリグは、ガン玉をラインに噛ませて作るシンプルなリグです。
ワームを結んで、「適当」な場所にガン玉を噛ませれば出来上がりというイージーさは、初心者にも魅力です。
スプリットショットリグの特長
ガン玉より先のラインがフリーに動くので、非常にナチュラルな動きを演出できます。
この点はキャロライナリグに似ています。が、リグるのは圧倒的にスプリットショットリグの方が楽です。
水中では、
・フォール中、シンカーが先に落ち、そのあとふわーっとワームが沈む。
・ズル引きアクション：シャープ＜マイルド
ナチュラルなフォールに、ずる引き時のシャープ過ぎないアクションでバスの食欲をそそります。
使い方
スプリットショットリグでよくやるのは、
・リフトアンドフォール
・ズル引き
・ドリフト
の３つになります。
リフトアンドフォール
着底したら少し放置して、スーッと上にリフトさせます。
で、またボトムを取ります。
リアクション要素を加えるために、上げて下げてをスピーディーにやるのも良し。
個人的にはスローに見せて、「食わせ意識」で使うことが多いです。
ズル引き
一番良くやるのがズル引きです。
シンカーが軽いと、ボトムを這うようにズルズル引けているのか正直わかりにくかったりします。
リールで巻くと、ズル引きしてるつもりが、普通に泳いじゃうのでロッドワークでズル引きをさせます。
ロッドは竿先が曲がりやすいファストアクションのものだとやりやすいです。
ドリフト
少し流れのあるところでもスプリットショットを使います。
ガンガン流されるのは困るので、少しゆっくり流したい、もしくは流されにくくしたい、なんていうときに使います。
ビギナーに優しい？
スプリットショットはビギナーフレンドリーだと思います。
その理由は、
・リグるのが楽
・ボトムが取りやすい
・ワームが勝手に仕事をする
という3点です。
しつこいですが、ガン玉を噛ませるだけなので本当に楽に作れます。
重めのガン玉を使えば、ボトムが取れているのをしっかり感じることができるので、ボトムの攻め方やイメージを学ぶことができます。
ワームが自由に、そして勝手に動くので、余計なアクションを入れて不自然さを与えなくて済むのはスプリットショットの魅力です。
スプリットショットリグの弱味
スプリットショットをやっていて悩むのが「アタリ」。
バスが喰っているのか、持っていったのかがわかりにくいんです。
シンカーが伝える情報の方がダイレクトなので、今のはアタリだったのか…という経験が多々あります…。
ガン玉がズレてしまうのも弱点です。
噛ませる際に、ただ潰すだけでなくラインを巻いて潰すとかなりずれにくくなります。
ラインが痛みやすいのもスプリットショットのウィークポイント。
根掛かりして引っ張ると、シンカーがワームの方に移動して帰ってくることがあります。
そうなると、その移動したぶんまでのラインはかなりダメージを受けていて、ラインブレイクだけでなく、ライントラブルの原因となります。
個人的出しどころ
スプリットショットリグはかなり「バーサタイル」なリグです。
野池でも、川でも最近よく使っていて、遠投はまあまあOK足元OKなので、使いやすいです。
が、近距離を縦にまっすぐ落として攻めたいときはダウンショットリグがベターに思います。
近距離かつ縦、という時はダウンショットという使い分けです。
スプリットショットおまけ
ワームとシンカーの距離をゼロにすれば、ジグヘッド的、もしくはテキサス的に使うこともできます。
ただ、一回噛ませたものをズルズルと下げるとラインは痛みます。
さらに、ひどい癖もつきます。
なのでちゃんと結び直しをするか、口をもう一度開けるタイプのガン玉を使って位置を変え直す方ことをお勧めします。
スプリットショットワッキー
これは思い出的な話ですが、ストレートワームのスプリットショットワッキーなんてのをよくやってました(笑)。
ちょっと飛ばしたいなーと思ったとき、ガン玉をつけてワッキーを投げて、小バス釣って喜んでいたのももう5年以上前でしょうか。
ワッキーはよく釣れる。
タックルセッティングわかんないから飛ばせない。
ガン玉つけよう！
という発想でした。
今ではなぜか忘れてたスプリットショットワッキー。あの頃の方が試行錯誤して魚釣ってたような(笑)。
フック丸出しのワッキーだったので根掛かりはすごかったです。
スプリットショットの具
スプリットショットのワームでは、こんなワームを使って楽しんできました。
まずは王道のグラブ。
ゲーリーヤマモト 4インチ グラブ #985 Gary Yamamoto GRUB
グラブはどんなところでも使います。
そしてゲーリーシュリンプ。
シュリンプは意外とドリフトも良し。
川でも野池でも3インチをよく使います。
また、カットテールもおススメです。
ゲーリーだらけですね(笑)。
まとめ
ベーシックなリグ「スプリットショット」。
忘れ去られたリグのような感じもしますが、非常に使いやすく、ワームの釣りを学ぶのにもってこいなリグだと思います。
ということで今日はスプリットショットについてでした！
Thank you for reading!
