ベイトフィネス。
スピニングで扱うようなルアーやリグをベイトリールでやろうというスタイルです。
そんなにベイトフィネスを気軽に導入する方法を考えます。
①ベイトフィネス入門機を買う
ベイトフィネスリールはちょっと手が出ない…。
そんなときはまず入門機でやってみる…というのがひとつ。
アブのロキサーニBF8は「ためしにベイトフィネスやってみよう」がしやすい価格設定。
15000円アンダーで買えちゃいます。
SS AIRやアルデバランBFS等のハイエンド機と比べて何が劣るかと言えば、ホディの重さや使用感や見た目。
ですがベイトフィネスはそもそも5グラムちょい上のあたりを扱うよね、カットテール3.5インチのノーシンカーなんて投げないよね、と割りきればロキサーニでも十分と言えると思います。
②ベイトフィネススプールを買う
ベイトフィネスの肝はスプール。
ということで、手持ちのリールにベイトフィネス用のスプールを入れるというのもひとつの手です。
自分は09アルデバランMGにアベイルのスプールを入れたり、07メタニウムMGにシマノの夢屋ベイトフィネススプールを入れたりしています。
09アルデバランは、アベイルのスプールを入れたことでまさにベイトフィネス機という性格に変わりました。
07メタニウムの夢屋BFSスプールも、ノーマルでは投げるのがきつかった重さのルアーが扱えるようになり守備範囲が広がりました。
ZPIもフィネス用スプールを出していました。
が、カスタム用パーツの製造販売はもう終わってしまうということで・・・ちょっと残念。
他にはキャリルという選択肢もあります。
(キャリルのKAHENスプールも話題ですよね)
バンタムMGLやカルカッタコンクエストでも軽いものを投げる!ということができちゃうのが、スプールカスタムの楽しいところです。
アルデバランMGのアベイルスプール記事はこちら。
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メタニウムMGの夢屋BFSスプール記事はこちら。
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③SVスプールを買う
ベイトフィネス用のスプールではありませんが、ダイワであればSVスプールもかなり有能です。
SVスプール非搭載機にSVスプールを入れると、重めのネコリグやスモラバ、シャッドといったものが扱いやすくなります。
アルファスフィネスカスタムというリールにSVスプールを入れたという記事がございますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
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スプールカスタムの注意点
売り切れ注意
フィネススプールを入れれば「ベイトフィネス」はできる。
けれど、持っているリールにフィネススプールが無い、もしくは売り切れているという場合はもちろんフィネス用カスタムができません。
当たり前のことを言っているのですが、ちょっと古いリールになるとカスタムスプールが生産中止になっていたり、好きなカラーが選べなかったりするので「誰でもできる!」というカスタムにはならないです。
コストに注意
リール本体代とフィネススプールを合わせれば、結局ベイトフィネスリールを一台買うのと同じコストにということになるかもというのも要注意です。
例えば。
中古のアルデバランが1万円、ベイトフィネスのスプールが10000円~15000円となると計25000円。
スコーピオンBFSやアルファスAIR、レボALCのBF7なんていうモデルが新品で買えてしまうとなると、うまみがあるのかよくわからなくなってしまいます。
ノーマルスプールが替えスプールになるからいい!という考え方はできますが、ちょっと悩むところですね。
スプール径
あと気を付けるべきなのはそもそものスプール径。
ベイトフィネス的なことができる!という2019年のダイワ「CTシリーズ」はスプール径が30ミリと小さく、軽いルアーでもスプール回転のレスポンスが良いというのが特徴です。
話は変わり、私の07メタニウムMGのスプールは。
07メタニウムMGのスプールは34ミリ。上に紹介した夢屋BFSスプールも34ミリです。
フィネスよりにした、というスプールであっても34ミリ径というのもあり「カリカリのベイトフィネス」が可能にとはいかないです。
というか、アベイル仕様の09アルデバランMG(32ミリスプール)の方がスプール径の小ささもあり、より軽いものに対応できる感があります。
なのでフィネススプールを入れる際は、もともとのスプールサイズをヒントにしながら、どのリールに入れるかを決めていただくとよりカスタムの効果を楽しめるかもしれません。
ロッドは
当たり前なのですが、ライトリグを扱う上で大事なのはリールやスプールだけでなくロッドも。
軽いルアーをロッドがしっかり担ぎ、弾き出せるかは大切なポイントです。
いくら高性能なベイトフィネス機を持ってても、ヘビーロッドでは気持ちよくキャストすることはできません。
が、リールほど「高級」で「高性能」なものじゃないと…というわけではないので、とりあえずライトな一本、ベイトフィネスと謳われている一本であればいいのかなと思います。
自分が使っているのはレジットデザインのワイルドサイドWSC64Lというベイトフィネスロッド。
シャッドや軽いメタルバイブなんかも気持ちよく扱える、ショートレングスでキャストしやすいロッドです。
フィネスな釣りといえばのソリッドティップも選択肢の一つ。
アブガルシアのホーネットスティンガープラスのベイトフィネスモデルは入門者フレンドリーなプライスです。
ホーネットスティンガーにはソリッドティップモデルもあったり。
シマノのゾディアス、ダイワのブレイゾン等、安くて十分使えるロッドが身近な時代になりましたね。
まとめ
参考になるか非常に怪しい記事で申し訳ないです(;^_^A
自分は07メタ、09アルデ、初代スティーズを非常に気に入っていまして、そこにスプールを入れたらもっと遊べる、愛せる!というノリでベイトフィネスの世界を覗いてきました。
フィネス用スプールや、SVスプールを外せばノーマル仕様で他の釣りにすぐチェンジできるというのも個人的には嬉しいポイント。
ノーマルスプールにはPEを巻けばフロッグ用の一台をわざわざ買わなくていいやなんていうこともできますからね。
ということで今日はベイトフィネスを「お安く」導入する方法についてでした。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
Thank you for reading!