『並木敏成のThis is バスルアー』読んでみた。

世界のT. NAMIKIがルアーを語る。

そんな本を読んでみました。

並木敏成のThis is バスルアー

今もなお、アメリカに挑み続けているアングラー日本代表、並木プロ。

そんな並木プロが色んなジャンルのルアーの特徴と使い方を説明する!というのがこの本のテーマになります。

ネタバレになるので、あんまり具体的なことは触れませんがちょっと中身に触れたいと思います。

学べたこと①ウェイトのイロハ

意外と抜けてる「ウェイト」の基礎基本。

こういうときはどのウェイトにしよう…と悩むことが自分にはよくあります。

ダウンショットでもジグでもスピナベでも、重さに悩む自分にとって並木さんの「基準」を知ることができたのはありがたポイント85です。

学べたこと②フックのイロハ

世界の並木さんのクランクBOX。

サンデーアングラーにはなかなか到達できない、フックのアンサー。

フックの世界は知ってるようで知らない世界です。

そんなフックについても教えていただけるのがこの本の嬉しいポイント。

色んなオフセットフックがある中で、どう違うのか、どう使い分けるのかもを教えてくれます。

学べたこと③「F」と「SP」

名作スピナベ、ハイピッチャーの秘話とかも。

「F」と「SP」。

フローティング(浮くタイプ)とサスペンド(浮かない&沈まないタイプ)をどう使い分けるのか(ジャークベイトで)ということも触れられています。

フローティングを使うべきなのか、サスペンディングを使うべきなのかというのはジャークベイトド素人の自分には非常に勉強になるポイントでした。

初心者向け?

この本は初心者向けなのか、中級者向けなのか。

それとも上級者向けなのか。

自分の感想としては、ある意味初心者向け。ある意味中級者向け、という感じ。

自分が全くの初心者であると仮定して読めば、「へえー。こんなルアーがあるのか」と多種多様なルアーの基本的な知識が手に入る面白い本かなと思うでしょう。

が、本当の初心者は「タックルに関する知識」もありません。

この本の惜しいところは、ルアーに合わせてどんなリール、ロッドを使うべきかがあまり触れられていないところ(ラインについては所々言及有り)。

中級者ならイメージは湧くかもですが、まさにこれから始めますという方は「そこも知りたい!」となるのかなと思ったり。

このルアー使ってみたい!と思っても、どんなタックルで投げたらいいのか…ってなっちゃうっていうのは残念ポイント。

そんなの自分で考えろ!という意見はあるかもですが(笑)。

面白かったのは

18ジャンルのルアーを使いこなそうというマニュアル本なのですが、もちろん紹介されるルアーの多くはT.NamikiさんのO.S.Pルアーズ。

他社のルアーももっと紹介プリーズとは全く思わず、むしろO.S.P製品のトリセツ的な感覚で読めるのが面白かったり。

あとは並木さんの思い出トークだったり、考え方に触れられるというのもこの本の面白い部分です。

まとめ

『並木敏成のThis is バスルアー』についてでした。

自称永遠の初心者+ルアー好きのツリラクには楽しい1冊でした。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

Thank you for reading!

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