20レブロス インプレ。お手頃価格帯の最強スピニングリールか。

  • 2020年1月20日
  • 2020年2月12日
  • ダイワ

20レブロス インプレ。お手頃価格帯の最強スピニングリールか。

ダイワが送る、ハイコスパスピニングリール、レブロス。

2020年、レブロスがLT(軽くてタフ)化してリニューアルとなりました。

20レブロスでソルトをやってみようかな、ということで2500番のものを手にしてみました。

どんな使用感なのかまとめてみたいと思います。

DAWIA 20 REVROS

私が選んだのは20レブロスLT2500S-Hという番手。

2500番のシャロ―スプールモデルになります。

15レブロスは2500番台が250gという自重だったのに比べ、20レブロスは220g

その差なんと30g。

-30gの軽量化となっております

ちなみに他の番手はどうかというと・・・。

15レブロスの3012Hは295g。

20レブロスのLT3000CHは230gで65gも軽くなっています

安いスピニングは重いという固定概念が吹き飛ぶ、そんな仕様です。

20レブロスの外観

写真ではブラックに見えるメインボディに、オレンジゴールドのハンドル。

限りなくブラックっぽいですが、かなりダークなネイビーのようにも見えます。

プラスチッキーな感じがある箇所もありますが、全体的な質感はそこまでチープではありません

チープな箇所を挙げるとすれば・・・ハンドルが供回りなのですが、ハンドルをロックするスクリューがチープかな・・・。

価格が価格なのでそこは仕方なし。

20レブロスの主な特徴

20レブロスに盛り込まれたダイワテクノロジーをまとめます。

●エアローター
●ATD(オートマチックドラグシステム)
●ロングキャストABS
軽量で高強度、回転フィールが自慢のエアローターが一つ目の特徴。
二つ目はATDという、スムーズな効きが自慢のドラグ。
三つ目はロングキャストABSという、従来のスプールよりも飛距離が出るというダイワのニュースプール。
ABSスプールはさらにライントラブル(バックラッシュ)の発生が大幅に減るデザインになっています。
ABSスプールのキャストフィールについては、以下で触れていきます。

購入時に気を付けたいこと

インプレに行く前に触れておきたいことがあります。
それは「個体差」について。
自分は店舗で実際に3台ほど触らせていただいたのですが、いわゆる個体差というものが感じられました。
巻き重りの程度に違いがあったり、コロコロ感のあるものがあったり。
これはレブロスだけでなくレガリスでも、そしてシマノのセドナやサハラといったアンダー1万円のスピニングでも見られました。
ゆっくり巻くとどこかで「ころっ」と引っかかるような個体があるので、そういうのが気になるよという方は実際に触って購入した方が良いでしょう。
トラウトやアジングでスローに巻く釣りをする、というのでなければ気にするほどじゃないポイントではあります。

20レブロスLT2500S-HはT字ノブ

20レブロスLT2500S-HのハンドルノブはT字です。

(ちなみに18レガリスの2500番はハンドルノブがI字です)

ソルトでの使用も考えているので、T字がもしかしたらいい感じかも、という期待が少し。

ぐっとしっかり握りこめるので、パワフルなリーリングが可能です。

20レブロスのラインストッパー

ちょっとお気に入りのポイントがあります。

それはラインストッパー。

非常に素直にラインが引っかかってくれる、有能なラインストッパーです。

あー引っかからない・・・とイライラすることありますよね。

そんなストレスにさようならでした。

つまみやすいドラグ

まだまだありますお気に入りなポイント。

それはドラグ部のデザイン。

非常につまみやすいデザインなんです。

強めるのも弱めるのも、非常に楽ちん。

ドラグの効きも低価格帯のリールにありがちな「大味」なものでなく、普通にスムースで驚きです

ハイギアの巻き心地・巻き感

お店の店長さんとお話し、個体差があるかも・・・ということで新品の巻き比べをさせていただきました。

実際巻いてみると若干、いや本当にわずかではありますが、巻き出しの感覚がそれぞれ違うような気が。

が、正直わかららない、まったく気にしなくていいレベル。失礼ですが、そこに正直驚きました。

ハイギアでありながら、巻き出しの重さが目立つこともなければ、ゴリゴリ感など全くなく非常に滑らかな巻き心地でまたビックリ。

これで6000円台・・・ええええ、と思う方は多いはずです。

実際引き抵抗のあるルアーを巻いてみましたが、特に何かネガティブなポイントもなく、「普通に巻き心地の良い」リールという印象でした。

飛距離が出ている感覚

この20レブロスで最も気に入っているポイント。

それは「飛距離」。

ABSスプールの恩恵か、非常にラインの抜けが良いように感じます。

PEライン+5gのメタルバイブであれば、よく飛ぶのは間違いないでしょうが、それでも非常によく飛んでいるような感覚が味わえました。

4g程度のタイニークランクもすーっと飛んでくれたので、ABSスプールすごい!!と感動でした。

ライントラブルは?

ダウンショットリグやスーパーライトなノーシンカーを投げなかったのもありますが、ライントラブルはゼロ。

ライントラブルを防ぐことに気を付けずに使っていましたが、ぴょんとラインが飛び出ることも、バックラッシュもゼロで非常にストレスフリーでした。

ラインローラーはリトリーブ時に、しっかりクルクル仕事をし、ヨレを防止してくれます。

とはいえですね、ラインローラー部はカラーという樹脂パーツでベアリング不使用なので、できるならばベアリングチューンをした方がいいでしょう。

当たり前のことなんですが、低価格帯のリールはここが仕事をしないものもあるので、嬉しいポイントです。

18レガリスLTを買うべきかどうか

約1000円の価格差となっている18レガリスLT。

どっちを買うべきか悩みますよね。

18レガリスの2500番台には2つのモデルがあります。

2500Dという深溝スプールのものは210gという自重。

2500S-XHという浅溝スプールのエクストラハイギアモデルは205gという自重。

ともに20レブロスLT2500C-Hより10g以上軽くなっています

ベアリング数も一つ多い(ラインローラー部ではないです)ということ、そして20レブロスより軽いという違いをどう見るか。

1000円しか違わないならレガリスだよね、という方は多い気はしますね。

まとめ

20レブロスについてでした。

驚くような軽さではないですが、ドラグやラインストッパーの造りは良いし、巻き心地はスムースですし、飛距離も出てトラブルも今のところないですし・・・。

それで6000円台・・・うーん、ダイワさんすごい。

車に入れっぱなしにしておくセカンドリールに。

奥様や彼女さん、お子さんの一台に。20レブロス大有りです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

 

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