エラストマーに癖がついてしまったら。曲がったエラストマーを直す方法。
エラストマーでできたパーツを使ったルアー、結構ありますよね。
エラストマーパーツとハードボディのハイブリッドだけじゃなく、エラストマーのルアーも多い昨今。
保管でしくじり「クセ」がついてしまった、なんていう方も多いんじゃないでしょうか。
今日はそのクセのついたエラストマーを直してみよう、というお話です。
エラストマーのテールにクセがついた
ジャッカルのナギサというルアーなのですが、このルアーはテール部分がエラストマーでできております。
雑にテールを保管していたせいで、ぐにゃりと曲がってしまいました。
引っ張ったところでこのクセは直りません。
多くの方がすでに知っているであろう、とある方法で直してみることにしました。
お湯で煮る
お湯で煮ると、クセのついたシャッドテールワームも元通り!なんていうのは結構有名な話。
煮る、となるとちょっとダメージ的にコワイなーなんてびびった私は、沸騰させたお湯でしゃぶしゃぶしてみることに。
曲がったテール部を、沸騰したお湯を入れたお皿に。
しゃぶしゃぶしてみます。
わあ!くもっちゃった!
とかそういうのはいらないですよね。
左右にしゃぶしゃぶしてみたり、曲がってる方と反対向きにテールを折り曲げ押し付けてみたり。
お。ちょっと直ってきたんじゃない??
もう少しやってみます。
かなりいい感じになってきました!
というか直った!!
あんなに曲がってたテールが、どうでしょう。
良い感じですよね!
ここから冷水で冷やしてホールド。
癖がつくのを防ぎます。
よかった・・・エラストマーのテールが生き返った!!
エラストマーは直しやすいけど
エラストマーは直しやすいんだなぁというのがわかったわけですが。
ワームになると、熱湯で癖を直すとテロテロ柔らかくなりすぎてしまうなんて言うデメリットも。
素材がハードな方が水押しが強く、そっちのほうが、なんていうこともあるとかないとかなので、その点は何を優先するかなのかなんですかね。
エラストマーに関してはそこまでプリプリ感、そして硬さが大きく変わる感じがないので、気軽にトライできていいですね。
とはいえ、デフォルトと形状に戻すのはなかなかに難しいかなとは思いました。
V字型のテールだったというのもありましたし、「完璧」にまではなかなか。
おおざっぱでも大丈夫そうなビッグベイトの大きなテールとかならもっと簡単かもですね。
まとめ
エラストマーに癖がついてしまったから、お湯でしゃぶしゃぶして直してみた。という記事でした。
捨ててしまったり諦めてしまう前に、「お湯」でしゃぶしゃぶしてみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただきありがとうございました!