スピナーベイトの基本を知ろう!その2 スピナベ基礎知識

 

今日は先日のスピナーベイトについての記事の続きです。

バス釣り初心者向けのスピナーベイトの基礎知識をまとめてみました!

 

波動

スピナベは風が吹いたら、というのをよく聞きますね。風が吹けば、波など水に流れができ、ベイトが集まる、動くという状況の変化が生まれるため、スピナーベイトのフラッシングがベイトフィッシュに・・・波動がベイトフィッシュの波動のように・・・というのを聞いたことがありあます。

バスは水中の波動を関知して物事を判断します。視角だけに頼るわけではないんですね。ブレードの回転が生む波動がバスを呼ぶのに重要なんです。

で、風が吹いたらどんなスピナベというわけではなく、風や波があるときは大きめのブレードでアピール。反対にべた凪のときは小さいブレードでフラッシングや波動を抑えめにするといいようです。

 

アームの太さ

アームの太さは、スピナベ自体のバイブレーションに大きく影響を与えます。アームのワイヤーが細ければ、スピナベ自体のバイブレーションが強くなります。

Dゾーンがまさにこれですよね。メリットはまだあり、ワイヤーの柔軟さはバレ防止にもつながるようです。ただ強度は弱いので、折れやすくなりますし、元の角度に戻せなければ性能ダウンにつながります。

 

投げるポイント

スピナーベイトはオープンウォーターでもどんなところでも魚を引っ張ってくる力がありますが、当たり前ですが「カバー」をきちんと通すことが重要。

「カバー」というのは、杭、アシ、ウィード、ゴロタ、岩、木や枝など。しっかりこういったカバーと呼ばれるもののそばを通してくる、当ててくることが大事ということです。

根がかりしにくいルアーなので積極的にカバーを通していけますが、根がからないわけではないので、明らかに引っかかりやすそうな場所であれば、他の手を使ったほうがいいでしょう。

 

トレーラー

トレーラーワームをつけることができるのもスピナベの魅力。金森隆志氏は自身のスピナベ、レベルスピンにハートテールやシャッドテールワームを付けるチューンを施していましたが、スピナーベイトにトレーラーワームをつけるのはもちろんありです。
ワームを付けることでアピール度を強くしたり、揚力を上げることで、浅いところを引きやすくすることもできます。

フック一本というのがスピナーベイトの特徴ですが、フックが一本という弱点をカバーするために、トレーラーフックをつけるというチューンがあります。が、トレーラーフックについては賛否両論あります。
カバーに魚がいる、と考えれば、トレーラーフックは邪魔になります。引っかかりやすくなりますからね。ただトレーラーフックを付けることで獲れる魚も増えるという面は否定できません。トレーラーフックがなくても獲れるようにつくったというクリスタルS。トレーラーフックに関しては、そのセッティングの仕方もいろいろありますから、これは本当に奥が深いです。フックの固定をすれば、キャスト時に横を向いてしまい、そのまま変なシルエットで引いてこなければいけません。フックを固定しなければ、それを防ぐことができますが下にぶらさがったようなシルエットになったり、ひっかかりやすくはなったり。
フッキングをとるか、スナッグレス性をとるか。

 

 

スピナーベイトってルアー、本当に不思議な見た目です。
はじめは好きじゃなかったんです。なぜか。
でもかっこいいなーと思うようになって。
いかにもバスルアーというか、タックルからぶら下がってたり、タックルに引っ掛けて歩いてる時の、ブレード同士がぶつかってなる音だったり。そんなんがかっこよくて。
根がからずいろんなところを通してこれる、そして魚を引き付けるスピナベ。
奇想天外?な見た目に反して、よく釣れるルアーですので、スピナベ縛りで釣りに行ってみては如何でしょうか?

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