2017年発表となったUSシマノ、クラドK。
クラドはスコーピオンのUS版なのですが、2018年、日本でもこのボディのスコーピオンが登場するのか、はたまた日本のクラドがクラドKになるのか。
もしくは日本にはクラドKボディはやってこないか。
どうなるかわかりませんが、クラドKがずーっと気になっているんです。
クラドKを輸入するメリットはあるのかないのか。
これを考えていきたいと思います。
シマノ クラドK
引用元:US Shimano
2017年、1ICASTで賞を獲得したクラドK。
まずその特徴をおさらいしていきましょう。
マットブラックのボディ
引用元:TackleTour
ボディはマットブラック。
シンプルで普通に好きです。
伝統のグリーン
クラド伝統のグリーンは、スプールとキャスコンノブに残っております。
マットブラックと、喧嘩しない程度のディープグリーンは渋いです。
マイクロモジュールギア
マイクロモジュールギアが搭載されており、マイクロモジュールギア独特の滑らかな巻き心地が味わえます。
カルコン寄りの巻き心地、メタニウム寄りの巻き心地、アンタレス寄りの巻き心地なのか、これは実機を触ってみないとわかりません。
が、ブラス製のギアということなのでメタニウム寄りではなさそう??
Ci4サイドボディ
サイドプレートはCI4です。
剛性の鬼と話題の18バンタムMGLの登場で、CI4って大丈夫なの?弱くてすぐだめになる?と不安になりそうですが、まあそんなことは普通に釣りしてればないはず(笑)。
バンタムが魅力なのは間違いないですが。
アメリカのインプレサイト、TackleTourでも、「まるで戦車のような、戦うために造られたかのような耐久性」と評されています。
ツリラクのようなサンデー未満アングラーには十分すぎると思いますね。
クラドKを買うか、バンタムMGLか。
「’18バンタムMGL祭り」の構図。タフネス系アルミボディリールの頂点は何をもたらすのか。 https://t.co/kt1I27ytMj @@ikahime_netさんから
— ikahime@Basserに載ったぞ! (@ikahime_net) December 26, 2017
バンタムMGLの話を出しました。
新顔同士ということで、どっちも気になるんです。
どっちも買うのは厳しいので、自分的ニーズに合わせて考えていきたいと思います。
クラドとバンタムの違い①
クラドKとバンタムMGLの違いは色々あるでしょうが、まずはサイズ(スプール)。
クラドKは200サイズのリールで、20lbが100メートル巻けるんです。
バンタムは村田基氏曰く、80サイズということで「バーサタイル」な感じですね(16メタが70サイズです)。
20lb100メートルなんて巻かないし、MGLスプールで、1/4オンスクラスのルアーもよく投げるだろうというならバンタムがいいでしょう。
逆に、太いラインでビッグベイトやストロングな撃ちの釣り、マグナムなクランクやりたいならクラドKですね。
クラドKは、ローギアの選択肢がないですが、ローラークラッチ部にベアリングが入っていて、巻きトルクにいい影響を与えるんだとか(マサキのバス釣りノートさんの情報をお借りしました)。
https://masaki-bassfishing.com/2017/10/31/curado-k-body/
あとはやっぱりバンタムはMGLスプールで、クラドKは普通のスプールという点ですね。
普通のスプールとはいえ、TackleTour曰く、クラドの前モデルに比べて飛距離はあまり変わらないものの、ちょっと軽いものが投げやすくなっているんだそう。
プラス、キャストのコントロールがしやすく、精度が高まったという話がありました。
クラドとバンタムの違い②
違いというほどでもないですし、上でも触れましたが、クラドKにはローギアがないんですよね。
もしバンタムMGLのエクストラハイギアを買ったとして。
もし分解なんかも自分でできれば、ローギアのピニオンギア、メインギア等を用意して、自分のお好みでギアチェンジができるわけです。
面倒ではありますが(笑)。でも、ちょっとローギアで巻きたいな、という時にもう一台買わずにオーバーホールついでに味付け変えれるんですから楽しいですよね。
クラドとバンタムの違い③
当たり前ですが、値段です。
バンタムMGLは定価39,000円。実売はもっと安くなりますが、どれくらいになるんでしょう。
で、クラドKは180ドル。送料合わせると210ドルくらいですかね。
210ドルは現在24,000円くらいです。ebayだともう少し安いものもあって、2万円くらいで買えそうですね。
値段だけ見ればクラドK、魅力ですよね。ほろ酔いレベルでも調子に乗って買っちゃいそうな価格です(笑)。
個人的には
そう簡単に釣り具を買えない身からするとクラドKです。
太めのラインがっつり巻けるリールも最近ちょっと気になっていて、そうするとやっぱりクラドK。
ダイワやアブ的なクラドのクラッチも気になり・・・クラドK、バンタムに負けません。
とはいえバンタムのあのボディはやっぱり気になっちゃう・・・。
ローギアとエクストラハイギアの入れ替えしたりとか楽しいし・・・。
重さも大して変わらないですし、んー悩みます。
まとめ
クラドK、最大の魅力は値段ですね。
デザインもカッコいいし、ラインキャパはアメリカンですが、ビッグベイトとか、大き目のハネモノものとかにもGOODな感じですし。
「剛性」という話であればバンタムMGLには敵わないかもしれないですし、MGLスプールじゃないですし、汎用性の面でもバンタムMGLに分がありますよね。
んー、どっちも買えれば話は早いんですけどね。
ということで、以上、「個人的に頭を悩ますクラドKとバンタムMGLを比較し、どっちを買うか判断するヒントを自分のためにまとめてみた」という記事でした(笑)。
にしても意外とクラド安いな。日本では出ないのかなぁ。
お読みいただきありがとうございました!
Thank you for reading!